観光にオススメ!常夏の島国フィジーで人気の島とは?(ビチレブ島編)
近年観光地として人気を集めているフィジー!
コロナが収束してまた海外に行けるようになった時、フィジーに行ってみたいと考えている方が多いのではないでしょうか?
今回の記事では、そんなフィジーに行ってみたいと考えている方向けに、コロナ自粛明けに訪れるべき人気の島、ビチレブ島について紹介します。フィジーにある他の島についても違う記事で紹介したいと思いますので、そちらも参考にしてください。
フィジーの島にはそれぞれ違った魅力があります。フィジーに行った際は様々な島を訪れて、フィジー独特の文化を体験してみてはいかがでしょうか。
目次
フィジーを構成する島々
フィジーの主要な島(ヤサワ諸島とママヌザ諸島は離島) フィジー全体の面積は18270k㎡で日本の四国とほぼ同じ大きさであり、大きな国ではありません。
フィジーは小島を含めて火山島やサンゴ礁で形成された332の島で構成されています。そのうち、222は無人島となっています。(国民の大半がビチレブ島とバヌアレブ島に住んでいます) フィジーの全ての島に共通して言えることは、山が多くて平地が少ないことです。
また、一年中の気温がおよそ25度の熱帯地帯であるフィジーの島の全体が熱帯雨林で覆われています。 島の周辺の海はサンゴ礁が発達しており、自然が豊かです。毎年多くの人がダイビングやシュノーケリングなどのマリンスポーツを目的にフィジーを訪れ、観光業の振興につながっています。
フィジー最大の島 ビチレブ島とは
著作権者:Maksym Kozlenko ライセンス: Creative Commons Attribution-Share Alike 4.0 International
面積:10388km²(フィジー最大の島) ビチレブ島(Viti Levu Island Viti:フィジー Levu:大きい という意味)はフィジー最大の島(全体の50パーセントを超える)であり、人口の70〜75%が住んでいます。フィジー最大の島ではありますが、全体的に山が多く、平野が少ない島です。
国の主要機関(政治、経済、行政)もビチレブ島にあり、観光業が主産業であるフィジーにとって重要な島となっています。 後に詳しく述べますが、ビチレブ島の南東部に首都のスバがあり、西部には多くの観光客が利用するナンディ国際空港があります。
ナンディ国際空港に到着後、観光客の中には他の小さな島に移動する人もいれば、ビチレブ島に留まり、リゾートを楽しむ人もいます。
ビチレブ島の魅力 ①
ビチレブ島には多数の観光スポットが存在し、多くのツアーの拠点となっています。 ここでは、ビチレブ島に行った際には訪れるべき魅力的な都市とその都市にある観光スポットを6つ紹介します。
ナンディ(日本からの直行便が到着する国際空港あり)
ナンディ国際空港があり、日本からの直行便が到着するのがビチレブ島西部に位置する都市ナンディです。
ナンディは、首都スバ、ラウトカに次ぐフィジー第3の都市(人口:約31000人)であり、世界中から年間30万人以上が訪れます。その中に日本人も含まれており、日本人観光客が多くいます。観光客が多いことから観光客が泊まるリゾートホテルは充実しています。
特に中心街であるナンディ・タウンは観光産業が盛んであり、様々な言語が通じる土産物屋・市場が多数存在しています。(観光地であることから物価はやや高めとなっています)
街にある特徴的な建物としては、インド系住民が多く住んでいることからヒンドゥー寺院やモスクがあり、ディワリのシーズンの際には大きな盛り上がりを見せています。地元の人と触れ合いながら観光を楽しみ、ナンディの街を満喫してみてはいかがでしょうか。
コーラルコースト(フィジーの観光エリア)
コーラルコーストは、ビチレブ島にある自然豊かな都市シンガトガと首都スバの間にあるサンゴ礁が美しい海岸線です。シュノーケリングやスキューバダイビングを楽しむことができるスポットして有名です。
コーラルコーストはナンディ国際空港から車で2時間弱で訪れることができます。この海岸線は毎年多くの観光客が訪れる有名な観光エリアの一つであり、約160km以上も綺麗なビーチが続いています。ビーチ以外にも森林や岩場の美しい景色が広がっており、ナンディ・スバ間をドライブで移動中に一休みできる場所でもあります。
近くには家族向けの大型ホテルをはじめ、プライベートビーチ付きのホテルやゲストハウスなどが充実しており、短期・長期問わず滞在先としてオススメです。
以下、コーラルコースト沿いに点在している魅力的な観光スポットを紹介します。
コーラルコーストエリア内にあるナタンドラビーチは、フィジーに数多くあるビーチの中でも特に砂浜が美しいことで有名です。近隣には観光客向けのホテルが充実しており、マリンスポーツを一日中楽しむことができます。休暇でフィジーを訪れた際にはぴったりの場所となっています。
主にインド系住民が暮らす町であるシンガトカは、陸上と水上の両方のアクティビティが充実している自然豊かな都市です。
陸上では、河川の侵食によって自然につくられ、渦巻き模様のシンガトカ大砂丘があり、観光スポットとして有名です。シンガトカ大砂丘からは美しいビーチを見ることができ、景色を楽しむことができます。
水上では、シンガトカ・リバージェットと呼ばれるアトラクションを楽しむことができます。このアトラクションは、広大かつ冷涼なシンガトカ川を地域の歴史などについて説明を受けながら猛スピードで下っていくものです。日本ではなかなか体験することのできない楽しいアトラクションとなっています。
そのほかにも歴史を学ぶことができる博物館など訪れることのできるスポットが多数あります。観光スポット以外にもチャペル、ゴルフ場、サトウキビ畑、フィジー系住民が暮らす村々などが近くにあり、フィジー人の暮らしに触れることができます。
一日だけでは回りきれない充実した観光スポットがいくつもあるコーラルコーストでフィジー滞在を楽しんでみてください。
スバ(フィジーの首都)
スバは、フィジーの首都であり、ビチレブ島の南東沿岸にある最大の都市です。ナンディ国際空港から車で3〜4時間で訪れることができます。ビチレブ島の魅力として海などの自然豊かな観光スポットを紹介してきましたが、スバはそれらの観光スポットとはまた違った魅力があります。
特徴的な建物としては、多くのキリスト教徒が訪れるカトリック大聖堂やフィジーの歴史を学ぶことのできるフィジー博物館があります。また、フィジー博物館の前には、アルバートパークがあり、スポーツが盛んに行われている有名な観光スポットとなっています。フィジーのイギリスからの独立記念日であるFiji Dayには多くの人がこの公園に集まり、お祝いをします。
10月10日はフィジーデー!フィジーデーとは?フィジーのイギリスからの独立記念日で、ちょうど今年で50周年です!街はお祝いの準備がはじまっています! pic.twitter.com/yagSzgVe41
— フィジー留学 フリーバード (@fijiSPFB) October 6, 2020
スバでショッピングを楽しみたい方向けには、大きなショッピングモールであるダモダールシティや安く美味しい野菜や果物を購入することができるスバ・ムニシパル・マーケットがあります。日本へのお土産を買ったり、フィジーでしか買えないものを手に入れることができます。
スバではイギリスによる植民地支配の面影が残り、街の至る所でイギリスの雰囲気を感じることができる一方、ショッピングやグルメが充実しているなど近代的な街でもあります。他の地域にはないフィジーの昔と現在を味わうことのできるスバの滞在を楽しんでください。
ビチレブ島の魅力 ②
ラウトカ
ラウトカはビチレブ島西部に位置し、首都スバに次ぐフィジー第2の都市です。別名「シュガーシティ」と呼ばれるほどフィジーのサトウキビ栽培の中心地となっており、砂糖産業が盛んな地域です。
ラウトカの街のシンボルとなっているのがさとうきび列車です。街の中に線路があり、フィジーにある唯一のさとうきび専用の列車となっています。毎年7月〜10月にかけてさとうきびの収穫に合わせて加工工場まで運搬されます。日本ではなかなか見られない光景です。
ブンダ
ブンダはビチレブ島西部の都市であり、ナンディ国際空港の北に位置しています。この都市にはヨットハーバーや著名人の別荘があり、近年はリゾート開発が進んでいます。フィジーにあるリゾートの中ではナンディにあるデナラウリゾートより安く、綺麗な夕日が見れるスポット(ブンダ・ポイントなど)がいくつかあります。
ビセイセイ村は、最初のフィジー人の祖先が上陸したとされているフィジーの起源の村です。旅行者に対して村内を解放しており、ここではフィジーの歴史を感じることができる場所です。フィジーの歴代の政治家の中には、この村の出身の人が多くおり、村として絶大な力があります。
ラキラキ
ラキラキは、ビチレブ島の北部に位置しており、キングスロード沿いにある見どころの一つです。日本では経験できないドルフィンツアーに参加することができ、楽しい思い出をつくることができます。そのほかにも釣りやダイビングもすることが可能であり、一日中過ごせます。都市全体的に静かであり、安くのんびりゆったりと過ごしたい方にはオススメの場所です。
まとめ
ビチレブ島には多くの観光スポットがあり、今後も多くの観光客が訪れることが予想されます。
休暇や留学など様々な目的でフィジーを訪れる人がいると思いますが、ビチレブ島は短期・長期問わず充実したフィジー滞在場所となること間違いありません。
コロナが収束した後にビチレブ島にいきたいと考えている方は、事前に計画をたてて、ビチレブ島で有意義な時間を過ごしてください!