語学学校があるフィジー・ビチレブ島内の旅行スポット紹介
300もの島があるとされるフィジー。
語学学校はその中でも最大の島、ビチレブ島にあります。
生活の拠点としてはもちろん、遊びに行くのもビチレブ島内が多くなると思います。
今回はビチレブ島の旅行スポットをご紹介します。
目次
語学学校があるフィジーのビチレブ島西部、ラウトカとナンディへの旅行
語学学校は、ビチレブ島西部のラウトカ・ナンディという2つの町にキャンパスを置いています。バスで1時間程度なので、どちらに住んでいても、気軽に行き来できる都市です。
フィジーの入り口、語学学校もあるビチレブ島西部のナンディへの旅行
ラウトカ(Googleマップ)からナンディ(Googleマップ)へは、バスで1時間少々で行くことができます。
ラウトカ-ナンディ間のバスはおよそ15分間隔くらいで出ています。時刻表はなく、バスに乗客が十分乗ったら出発する、というスタイルです。運賃は片道 $3(150円)弱です。
旅行というよりちょっとしたお出かけで、地元の人からすると通勤圏内でもあります。
リゾート、デナラウ島
ナンディの街から少し離れたところには、リゾートとして有名な「デナラウ島(Googleマップ)」があります。島といっても、水路一本で隔てられているだけです。橋がかかっているだけなので、川を渡ったくらいの感覚しかありません。
デナラウ島は、外国人観光客のための島、といったところで、ホテルやレストラン・商業施設が立ち並びます。他の島へ渡る船が出る港も併設されています。
ナンディのバスターミナルからバスが出ています。タクシーを使ってもさほどかからないはずです。
フィジー第2の街、語学学校もあるビチレブ島西部のラウトカへの旅行
正直なところ、ラウトカには観光地と呼べる場所は多くありません。しかし、その分外国人が少なく、フィジーの「暮らし」を体験できる場所だと思います。ナンディでは外国人とみるとぼったくろうとする人が少なくないですが、ラウトカではそういったことは稀です。
ベカナ島
ラウトカ最寄りのリゾート島で、マック裏の船着場から往復$15(日本円で800円ほど)で行くことができます。島自体も目の前で、移動時間もほとんどかかりません。
離島に行く船の多くはナンディのデナラウ島から出ておりより高額なので、ラウトカの学生にとって最も気軽に行けるのがベカナ島なのです。
ビチレブ島から離れたリゾートと比べると海の透明度は劣りますが、サンゴ礁やマングローブ林で泳ぐことができます。レストランのピザも好評でした。
植物園(ラウトカ・ボタニカル・ガーデンズ)
ラウトカキャンパスの隣には、無料で入れる植物園があります。
当然ですが、フィジーにある植物は、日本のものとは全く違います。
フィジーにわたってナンダコレ?と思っていた植物たちも、ここに来れば、何なのか明らかになるかもしれません。植物の多くにプレートがつけられているのです。
↓ 園内の池には謎の魚がうじゃうじゃ......
ビチレブ島の反対側、フィジーの首都スバへの旅行
フィジーの首都スバは、語学学校からみると島の反対側です。
ナンディやラウトカに比べてはるかに大きな都市ではありますが、人口は9万人ほどです。
ビチレブ島西部に比べ、首都スバが位置する東部は雨が多い気候です。貿易風が直撃する位置のためでしょうか。心なしか、植生も少し違うようです。
フィジーの首都、スバでできること
都市というと、物価が高いイメージですが、フィジーではそうではありません。国外からの船も多く出入りするスバは、他都市に比べ物流コストがかからないためか、多くのものが安く買えます。何故かお土産品・工芸品も安価で、マーケットも巨大なので、スバで購入することをおすすめします。
ナンディ同様、ぼったくりは存在するので、注意してください。
尚、筆者は路上でぼったくりに遭遇しましたが、「さっき言ったのと違う!それは頼んでない!」と文句を言ったところ、通常店舗とさほど変わらない値段になりました。おじさんは少ししょんぼりして帰っていきました。もはや、ぼったくりなのかただ路上でお土産を売っている人なのか、わかりませんね。
ナンディやラウトカと同じ系列の商業施設も、スバにはあり、そして巨大です。個人商店も多く立ち並んでいますし、マーケットまで2階建てと、規模の違いがわかります。
獲れる魚が違うのか、フィッシュマーケットではマグロがドーンと置かれていました。ラウトカのフィッシュマーケットでは見られませんよ。
フィジーをよりよく知ることができる、博物館もあります。
クイーンズロードで島の反対側、スバへ旅行
さて、語学学校からスバに向かうには、2つのルートがあります。
島をぐるりと回る道が、フィジー唯一の国道です。
ラウトカ〜スバの、島の南側を通る道をクイーンズロード・北側を通る道をキングスロードと言います。
結論から言うと、クイーンズロードの方が短く、バスの場合1時間ほど早く着きます。速いといっても5時間ほどかかります。
バスターミナルで「スバエクスプレス」を探してみてください。フィジーのバスは基本的に時刻表がありませんが、この長距離バスに限っては存在します。よく確認しておきましょう。
料金は$20弱。日本円にして約1,000円で5時間の長距離バスに乗れるのは、さすがフィジーといったところでしょうか。
1~1.5時間おきに休憩があります。
途中の街のバスターミナルに10分程度停車します。近くに公衆トイレがあるはずなので、場所を聞いてみましょう。人数確認はせずに発車してしまうので、置いて行かれないようにだけ気を付けてください。
道中、フィジーの山々や、美しい海で有名なコーラルコーストをチラ見できます。
キングスロードで島の反対側、スバへ旅行
時間がかかるのは承知の上、遠回りのキングスロード経由でスバに行ってみるのも、おもしろいかもしれません。
6時間ほどかかかります。
クイーンズロード側よりも街が少なく、ひたすら何もありません。
フィジー・ビチレブ島の南に広がる美しい海・コーラルコーストへの旅行
ナンディ・ラウトカからスバへ向かう途中、シンガトカという街があります。
シンガトカを含め、ビチレブ島南部は「コーラルコースト」と呼ばれる美しい海が広がっています。
語学学校から日帰りで旅行できる、フィジー・ビチレブ島西部のシンガトカ
シンガトカには、ナンディからなら2時間ほど、ラウトカからなら3時間ほどで行くことができます。十分日帰り旅行ができる距離ですね。
シンガトカの街の周辺には、多くの観光スポットが存在します。
本記事ではそのうち2つをご紹介します。
シンガトカ・サンド・デューンズ国立公園で砂丘と海を堪能
シンガトカ・サンド・デューンズ国立公園(Googleマップ)では、コーラルコーストの澄んだ海と、砂丘を同時に見ることができます。
*フリーバードのインスタでも画像を閲覧できます!
車から降りたら砂丘が見える...わけではなく、数kmは歩く上に天気が良いと砂が焼けて非常に熱いです。やけどをするので、スニーカーのような足全体が覆われる靴を履いて行ってください。
砂丘に至る道中はジャングルになっており、植物や鳥・コウモリも見ることができます。海辺も海鳥が数多く舞っています。陸側に広がる草原やヤシの森も必見です。
道に迷う人もいたので、入口の地図は写真に撮り、説明をよく聞いておきましょうね~。
フィジーの動植物を知る旅行、島西部シンガトカのクラ・ワイルド・アドベンチャーパーク
クラ・ワイルド・アドベンチャーパークの場所はこちら(Googleマップ)
フィジーは火山島で、大陸から遠く離れています。そのため、島内にはフィジーにしか棲息していない生物が多くいます。その生き物たちを見ることができるのが、このアドベンチャーパーク。一部生物には、写真のように触れることができます。
動物だけでなく植物や、フィジーの人々とのかかわりも学べます。
園内にはプールのような娯楽施設もあり、生き物好きや知的好奇心旺盛な人だけでなく、体を動かして遊びたい派も楽しめる施設です。
本屋さんが非常に少ないフィジーでは非常に貴重なことに、売店にはフィジーの生物に関する書籍やパンフレットが置かれています。フィジーの物価に慣れてしまうと、本が少々高価に見えますが、買いましょう。他では手に入らないです。後悔します(しました)。
まとめ
フィジーには300もの島があるとされています。
語学学校があるビチレブ島だけではものたりない!と思いきや、こんな風に満足すぎるほどの旅行ができます。
学校がお休みの日も、遊ぶのに大忙しでした。
気になった方、是非フィジーへ!
2-3週間では遊びきれないので、個人的には長期滞在がおすすめですよ(もちろん勉強的にも)!
いやコロナで行けないし...と思ったそこのあなた!
行けるんですよー。これ(↓)を見てみてください。