短期留学のメリットとデメリット!意味のない留学にしないためには?
目次
短期留学に行く前にメリット・デメリットを把握しておこう
短期留学の期間は1週間~1ヵ月程度。
短い期間とはいえ、ある程度のお金はかかります。
せっかくの貴重な留学経験を最大限実りある時間・内容とするために、短期留学のメリットとデメリットを知っておきましょう!
短期留学のメリットは3つ!
費用が高額にならない
当然ですが、長期留学と比べると費用を抑えることができます。
以下はフリーバード・フィジー留学の場合の費用比較です。(学生寮4人部屋滞在の場合)
留学期間 | 1ヵ月 | 3ヵ月 | 1年 |
学費・宿泊費 | 116,500 | 307,400 | 1,091,200 |
学生ビザ代金 | 無料 | 26,400 | 26,400 |
往復航空券代 | 60,000~ | 60,000~ | 60,000~ |
海外旅行保険 | 11,520~ | 34,200~ | 132,480~ |
食 事 代 | 30,000~ | 75,000~ | 300,000~ |
現地交通費 | 3,000~ | 7,500~ | 30,000~ |
通信費(100GB/月) | 1,910 | 5,730 | 22,920 |
合 計 | 222,930円~ | 516,230円~ | 1,663,000円~ |
※環境に慣れると節約もできるようになるため、3ヵ月以降は食費25,000円/月、現地交通費2,500円/月で計算しました。
また2021年11月現在、新型コロナウイルス感染対策としてフィジーへ入国するためには以下3点を行う必要があります。
・新型コロナワクチンの接種
・新型コロナワクチンの接種証明書の提出
・渡航前後でのPCR検査
このためPCR検査代として、以下の費用が追加となります。
渡航前のPCR検査代 | 21,000円 |
渡航後のPCR検査代 | 32,715円 |
その他 | 隔離などが必要になればホテル代 |
長期休暇中に行ける
高校や大学生であれば夏休み・春休みを利用して留学することが可能です。
中~長期留学と比べて費用も抑えることができるため、事前に計画的に資金の準備をすることも可能でしょう。
「自分で目標を立てて、達成に向けて努力する」
この過程を経験することだけにおいても人間として成長することができます。
実際に目標を達成できたら、自分に自信を持てることにもつながります。
大学生の場合、夏・春休みの長期休暇は学生の時にだけ与えられている特権です。
目標なくただ何となく過ごしてしまうのではなく、明確な目的を持った時間を過ごそうとすることでその後の人生を大きく変えるような体験をすることができるでしょう。
短期間で「生きた英語」に触れられる
実際の英語に触れることなく、机の上の勉強で英文法や単語をマスターすることはできるかもしれません。
またTOEICのスコアも高得点を取ることも可能でしょう。
しかし、英語の知識がたくさん頭の中にあったとしても、実際に英語を話せるかどうかはまた別の問題です。
英語を話した実際の経験がなければ英語でコミュニケーションを取ることは最初は難しいと思います。
「自転車の乗り方」を本で一生懸命勉強したとしても、実際に自転車を乗りこなせるようにはなりません。
「自転車の乗り方」の知識が役に立たないという訳ではありませんが、自転車に乗れるようになるためには、何はともあれ実際に身体を使って自転車に乗ってみる必要があります。
短期間であっても留学に行けば「英語を使わなければいけない状況」を体験することになります。
学校の授業はもちろん、
・レストランでの店員さんとのやり取り
・ネットを確保するためにSIMカードも買いたい
世界一幸せな国フィジーであれば世界一フレンドリーな地元の人たちに話しかけられ、世間話をする機会もあると思います。
何事も経験してみるのが理解も成長も早いです。
皆さんは「百聞は一見に如かず」の続きを聞いたことはありますか?
百見は一考に如かず
百考は一行に如かず
百行は一果に如かず
↓さらに続きがあるので気になる方はこちらから↓
引用元)https://studyhacker.net/columns/hyakumonha-ikkennisikazu
意味は、
百回聞くことは一回見ることに及ばない。
百回見ることは一回考えることに及ばない。
百回考えることは一回行動することに及ばない。
百回行動することは一回成果を出すことに及ばない。
何度も聞くよりも実際に目で見たほうが理解が早い。
しかし、見たことについてしっかり考えて理解できることのほうがもっと大切。
また考えることでなく、実際に行動に移せることが重要。
行動するだけで満足するのではなく、実際に成果を出す努力はさらに大切、という意味です。
短期留学のデメリットとは?
英語力が思ったより伸びない可能性がある
まったくの英語初心者の場合、1週間の短期留学でも英語力は大きく伸びると思います。
学校での授業やレストランやお店などでの店員さんとのやり取り。
「英語を使ってコミュニケーションを取った」実体験は英語に対する自信となり、帰国後の英語学習のモチベーションにもつながります。
しかし、たとえば1ヵ月留学の場合、英語のリスニングや英語での日常会話に慣れてきた頃に帰国となる方もいると思います。
あるレベル以上に英語力を成長させたい場合は、たとえそれが留学という形でなかったとしても、中~長期で英語と向き合う時間は必要となるでしょう。
体験できることが限られてくる
短期留学ではあっという間に時間が過ぎてしまいます。
人によっては環境に慣れるに数日間必要な方もいらっしゃるかもしれません。
逆に中長期留学、3ヵ月~1年の留学においては短期留学では経験できない体験をすることになります。
現地の人の友達ができる。渡航国の文化を深く知る経験をする。もちろん英語力の伸びも短期留学とは異なります。
※ただし中長期留学による英語力向上に関しては、ご本人のコミット量も大きく影響します。
今度は長期で留学に行きたくなる
短期留学がご本人にとって素晴らしい経験となった場合、今度は中長期で留学に行きたくなるでしょう。
何はともあれお金の工面が必要ですが、たとえば自分で目標を立てて、アルバイト等を頑張った場合、その 努力した過程自体がご自身にとっての大きな学びや成長の機会となります。
またアルバイトに限らず、政府の制度や返済不要の奨学金を利用するなど留学方法は探せばたくさんあります。
問題解決に向けて、自分で能動的にしっかりと調べられる能力を身につけることも将来の素晴らしい財産となります。
短期留学を意味のない経験としないためには?
留学の目的を定める
短期留学をする目的は人によってさまざまです。
「英語で日常会話ができるようになりたい」
「TOEICのスコアを伸ばしたい」
「海外で生産的な時間を過ごしながら長期滞在してみたい」
なぜ留学をするのか、留学の目的を事前にしっかり考えておくと留学時の自分の行動に一貫性が保たれ、実りを大きくすることができます。
留学では、日本では受けることのできない刺激をたくさん受けることができます。
反面、この素晴らしい環境に流されてしまうことで、留学した本来の目的を忘れて「ただなんとなく時間を過ごした留学」という結果にならないように気を付けましょう。
留学によって自分がどのくらい英語を伸ばしたいのか、またどうすれば自分の目標まで英語レベルを伸ばせるか。
もっと根本的なことを考える機会としてもよいかもしれません。
なぜ自分は英語力を伸ばしたいのか?
英語力を伸ばして自分はどうなりたいのか?
英語力を伸ばした先の自分に、なぜ自分はなりたいと思っているのか?
現地で何をするか計画を立てる
渡航前に留学先でやりたいことをリストアップし、計画を立てておくとよいでしょう。
留学先では様々な出会いがあり、自分でも予想もできなかったようなことが起こるため、留学期間すべてを自分の予定通りに進めることは良い意味でなかなか難しいと思います。
しかし 事前の計画があるのと無いのとでは、留学の効果・生産性は変わってくるでしょう。
英語力アップのための計画、たとえば「留学中に最低でも現地の人5人と世間話する」とか「滞在中のSNSはすべて英語で更新するようにする」などなど。
もちろん週末の観光のための計画でも構いません。
留学先での、自分が予想もできなかった出来事を楽しむ柔軟性を持ちつつも、自分なりの計画・目標設定が明確であればあるほど留学先での滞在を最大限実りある、価値あるものとすることができるでしょう。
チャレンジする
留学がはじめての海外渡航になる、という方もいらっしゃるでしょう。
そのような方にとっては留学すること、海外に行くこと自体が大きなチャレンジとなると思います。
チャレンジされることを選んだ、その勇気が素晴らしい!
勇気を出したその分、必ず成長や実りが待っていると思います。
自転車が乗れるようになった。
最初は怖かったけどチャレンジをして、失敗してもまた勇気を出してチャレンジをして、そうやって徐々に自転車に乗ることが上達していったと思います。
英語の上達も同じです。実際の体験、実際のチャレンジに勝るものはありません。
赤ちゃんも毎日何度も大人たちの口真似をして「あー」、「うー」ということで徐々に言葉が話せるようになっていきます。
赤ちゃんは失敗で諦めることなく、日々何度も何度もチャレンジをしている、と考えることもできるでしょう。
また「留学」というチャレンジをされた方も、余裕があれば留学先でもチャレンジをぜひ継続してみてください。
渡航国によっては、留学先で学校後に日本人のクラスメイトと日本語で時間を過ごし、日本食を食べ、せっかく海外にいるのに日本と同じような環境に身を置くことも可能です。
それでは実りがない、とは言いません。
留学先は、日本で普段通りの生活をしていたら絶対出会えないような人との出会いがあるため、たとえ同じ日本人同士であってもそのような出会いはご自身の視野、価値観を広げる素晴らしい経験となるでしょう。
しかしせっかくならもう少しチャレンジをして、渡航先の現地の人と触れ合ったり、現地の文化を深く知れるような体験をすると異文化理解の経験とすることができます。
英語力を伸ばしたい理由は人それぞれですが、もし海外のことを知りたい、異文化をより理解したくて英語力を伸ばしたいなら、 英語力の向上は異文化理解の唯一の方法ではありません。
英語力はただの技術、目的を達成するための手段であって、目的そのものでありません。
たとえ英語力が高かったとしても、相手を理解しようとしない人はコミュニケーション能力が低いといえるでしょう。
実際に海外へ行ってみると、英語を話せなくてもある程度のコミュニケーションが取れることに気がつきます。
英語を話せなくてもコミュニケーションを取ろうとしたあなたのチャレンジ、そのチャレンジこそがあなたのコミュニケーション能力を大きく成長させてくれるのです!
まとめ:費用をおさえての短期留学ならフィジー留学!
目的が留学であれ何であれ、「海外に行く」ということは自分が知らなかった、今まで経験も想像もしたことがなかった体験や人との出会いを経験することになる、ということです。
留学先で、英語を使ってコミュニケーションを取ることで今までにない全く新しい発見や経験をすることになる方もたくさんいらっしゃると思います。
特に世界一幸せな国フィジーでの留学は、世界一フレンドリーなフィジーの先生達や留学友達ができやすいグループレッスン、トロピカルな南国のリラックスした環境などにより、
「英語で話すことってこんなに楽しいんだ!」
と多くの方が感じていただける思います。
もし英語に苦手意識を持っていたり、机の上で英語を勉強することが退屈に感じておられるなら、 英語を話すことが 「楽しい!」と思えるようになるフィジー留学、
ぜひおすすめです!