大学を休学する期間はどれくらいがベスト？いつまでに復学するべき？

大学生であれば、大学に籍を置いたまま休むことができる「休学」という制度を誰もが利用することが可能です。

近年、大学を休学する人は増加傾向にあるので、休学は決して珍しいことではありません

休学する目的は、海外への留学、ボランティア、インターンなどさまざま。

しかし留学をするにあたって、以下のような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか？

「休学の期間はどれくらいが良い？ベストな時期はあるの？」

「いつまでに復学したほうが良い？」

そこで本記事では、大学を休学する期間について目的別で解説します。

休学をしたことを後悔しないためにも、あらかじめ休学の期間や目的をじっくり検討しておきましょう。

大学を休学する期間は目的によって変わる

大学を休学する期間は、目的によってさまざまです。

大学の基本的な休学ルールとしては、前期・後期の半期ごと、または1年単位で休学できます。

大学の休学は、一身上の都合や経済的な理由などで休学する以外に、以下のような目的でも利用できます。

大学を休学すれば、自分とじっくり向き合える時間ができたり、目標に向かって努力する時間ができたりと、さまざまなメリットがあります。

休学期間の使い方次第では、人生における貴重な期間になることは間違いありません！

大学休学のベストな期間！【目的ごと】

ここでは、以下3つの目的別でベストな休学期間を紹介します。

語学留学をしたい人

語学留学で休学する場合は、長くても1年前後の期間が一般的です。

大学で半年間〜1年の休学を申請して、日本の大学に復学するまでに日本へ戻ってくるのが最も良いスケジュールでしょう。

半年間の休学だと大学卒業が秋卒業（9月）になるので、ほかの学生と同時に卒業できる1年間の休学を選択する人が多い傾向です

なお、留学するのであれば、就職活動やゼミ・研究室での活動が始まらない大学1〜3年生で行くのがおすすめです。

【参考記事】：大学を休学して留学する「休学留学」のメリット・デメリットと状況別オススメ！

世界を旅したい人

世界を旅してさまざまな経験・体験をするために、休学を選択する大学生もいます。

この場合、 1年間の休学期間を申請して、その間にあらゆる国を周って旅する人が多い傾向です。

語学留学の場合と同様、大学で1年の休学を申請して、復学時期するまでに帰国できるよう旅のスケジュールを調整するのがよいでしょう。

企業の長期インターンに参加したい人

企業の長期インターンは、基本的に3ヶ月以上のインターンを指し、会社の社員と同等に仕事をします。

長期インターンでは1年間の休学が多いですが、なかには2年以上インターン生として活動している大学生もいます

インターンの募集は大学3〜4年生を対象に募集している企業が多いですが、なかには大学1〜2年生を対象にしているインターンもあります。

なお、長期インターンでは参加後そのまま就職するケースも多いので、卒業後もその企業で働くつもりであれば、就活を控えた大学4年生での休学でも問題ないでしょう。

休学したらいつまで（何年生）に復学するべき？

復学するタイミングとしては、基本的には大学3年生のうちに復学するのがおすすめです。

4年生だと、前期・後期で通年の必修科目があったり、就職活動や卒論に向けての準備をしなければいけなかったりと、やるべきことが増えます。

また、留学などで海外に行く場合は、就活に備えて3年の冬頃までには帰国し、4年生の4月には復学しておきたいところです。

日本の新卒採用では、3年生の3月には一斉に採用情報が解禁され、説明会や選考がスタートします。

さらに近年は、就職活動の早期化が進んでいるため、3年生の夏頃には選考を行う企業も少なくありません。

このような就職活動の時期を考慮すると、早くから就活に備えたいのであれば2年生、または3年生前期までに休学を終えておくのもおすすめです。

長期間休学するなら語学留学はおすすめ

大学での留学期間を有効活用したい・何か挑戦したいと考えているなら、「語学留学」もおすすめです！

語学留学を通して習得できる英語力は、これからどんな場でも武器になる、持っていて損しないスキルです。

就職活動に活かせることはもちろん、その後のビジネスで武器にできたり、異なる国の人々と気軽に交流できたりと、人生の選択肢も広がります。

また、休学留学であれば、自分で自由に留学先を選べるため、自分の語学力や希望に合った留学先へ行くことも可能です。

人生の中で英語力を伸ばす最大の機会

大学生という期間は、人生の中で英語を伸ばす絶好のチャンスです。

社会人になって就職すると、まとまった休み期間が取りにくく、留学に行くことはもちろん海外に行くことすら難しくなります。

仮に社会人で行けたとしても、留学後の仕事や転職活動のことが気がかりになってしまい、なかなか留学中の生活・授業に集中できず帰国してしまうケースも少なくありません。

しかし大学生であれば、大学に籍を置きつつも一定期間休める「休学」という制度を活用し、長期間の留学に挑戦することが可能です。

休学中は、大学での学業のことを一切気にせず留学に集中できるので、語学力向上の環境としてもぴったりです

留学中の授業だけでなく、学校外でも英語を話す機会に自ら飛び込むことで、さらなる英語力の向上につながるでしょう。

自分の価値観・視野を広げられる

語学留学の良さは、ただ英語力がアップするという点だけではありません。

留学先でさまざまな考え方・価値観に触れることで、自分の視野を広げられるというメリットがあります。

留学中は、自分のより年配の社会人留学生や留学先の先生達と出会い交流する中で、考え方や文化の違いを体験することになります。

また留学先での日常生活では、日本の当たり前が通用しない場所でのライフスタイルに苦労するかもしれません。

このように、留学先での新たな経験・体験を通じて視野が広がれば、大学卒業後の進路や今後の人生における選択肢がグンと広がります。

現地での自分の行動次第でさまざまな可能性を秘めているのが、語学留学の良さです

【参考記事】：語学留学は大学生に最適？お金がない大学生におすすめのプランを紹介

まとめ：大学を休学する期間は人それぞれ

大学を休学する期間は、本人の休学の目的によってベストな期間は異なります。

ただし休学を決断する際には、最初に休学期間を決めるのではなく、まずは「休学の目的」を定めた上で期間を決めましょう。

休学をするという選択を取るからには、「いかに休学期間を充実したものにできるか」がこれからの人生においても重要なポイントとなります。

休学期間を実りあるものにする1つの手段として、「語学留学」へ行くのもおすすめです！

南国に位置する「フィジー」での留学であれば、貴重な異文化体験ができると同時に、自身の英語を上達させることができます。

ぜひこれを機にフィジーでの語学留学を検討してみてください！

≫フィジー留学について詳しく見てみる