なんとなくって悪いこと?理由なしの留学でもOKな理由、目的の定め方を解説
社会に出る一歩手前である学生は、自由な時間も多く、留学を検討する人も多いでしょう。
ただ、大きな理由もなく「なんとなく行きたい」「特に学びたいこともないけど、行ってもいいのか」と悩んでいる人もいるかもしれません。
結論、理由なしでとりあえず行ってみるのも一つの選択肢です。
留学をするなかで、これから何を経験したいか、何を勉強したいかが見えてくることもあります。
そこで本記事では、理由なしで留学に行ってもOKな理由やおすすめの留学方法を紹介。
記事の後半では留学の目的を定めるメリットや目的を考える方法を解説します。
本記事を通して、自分自身と向き合いながら留学について考えてみましょう。
目次
留学は理由がないとダメ?結論:理由なしでもOK
留学にはお金や時間も必要なので、安易に決断をして行けるものではありません。
だからこそ、「明確な目的・理由がないと留学する意味がないのでは?」と考える人もいますよね。
しかしながら、 学生の場合は理由なしの留学も十分可能です!
人生において、 行動がきっかけであらゆる可能性が見えてくることも多々あります。
留学当初は大きな理由がない状態でも、現地でいろいろな体験・挑戦をすれば、自ずと目的ややりたいことが見つかるでしょう。
考え方次第で「なんとなく」も立派な理由に
「大した理由がない」「目的が弱い」と留学をためらってしまう人は、周りの目や評価を気にしすぎていることが原因かもしれません。
自分のなかで「大きな目的はないけど、留学してみたい」という気持ちが強いなら、まずは自分の考えや行動を変えていきましょう。
留学の理由がないなら、まずは理由を探しに行く・興味あることに思い切って挑戦してみるという姿勢が大切です。
自分の課題に向き合い、行動できる人になれば、今後の経験値に大きな差ができます。
留学の理由・目的を考えておいたほうが良い場合もある
ここまで説明した通り、理由なしで留学をして、現地でのさまざまな経験を通してやりたいことや目的を見つけていくのも一つの手段です。
ただし、実際の留学生のなかには理由・目的なしで留学したことが原因で後悔した人がいるのも事実です。
気分が乗らず留学先で積極的に勉強できない、その場の環境に馴染もうとしないなど、せっかくの留学という貴重な機会を無駄にしてしまうかもしれません。
また、留学の理由を定めたものの、漠然としすぎているため現地で迷ってしまう人もいます。
例えば、「語学力を上げる」という大まかな目的を持って留学すると、現地で具体的に何をしたらよいのか迷いがちです。
「語学力を上げる」という目的を達成するために何をするのかを具体的に決めておけば、現地での行動も迷わず、留学後にも「〇〇ができるようになった」と自信が持てるかもしれません。
※参考記事:「留学は意味ない」は間違い!「意味ある留学」にする方法
※参考記事:社会人の留学は目的がないと「逃げ」に?目的がない留学はNG!
理由があいまいなら長期休暇を活用して留学しよう
留学の目的があいまいなら、学生の特権である夏休み・春休みを活用して留学することをおすすめします。
学生の長期休みはテストや単位を気にせず、自分が興味のあることにとことん挑戦できる絶好のチャンスです。
長期休暇の間に数週間から1か月ほどの短期留学に行けば、留学がどういうものなのか、自分はどのようなレベルかを把握できるでしょう。
短期留学を経て、留学先でやりたいことが見つかれば、次は半年〜1年の長期留学に行くのも良い選択肢でしょう。
「海外に行ったことがないから行きたい」「洋画が好きだから」「なんとなく興味があるから」など、留学のきっかけは何でも構いません。
経験は決して無駄にはならないので、前向きに検討してみましょう。
※参考記事:短期留学におすすめの国3選!短期留学は低予算で行くのが最適
※参考記事:短期留学のメリットとデメリット!意味のない留学にしないためには?
※参考記事:短期留学は大学生の春・夏休みに最適!費用を抑えて格安で行くには?
留学の理由を明確にしておくメリット
理由なしで留学に行くのももちろんOKですが、留学の理由を明確にしておくメリットも多数あります。
特に長期留学の場合は、留学の理由や目的をあらかじめ考えておくことでさまざまなメリットが得られるでしょう。
- 留学中のモチベーションを保ちやすい
- 単位交換留学に応募できる場合がある
- 奨学金制度を利用できる場合がある
- 就職・転職などの将来に活かしやすい
留学中のモチベーションが保ちやすい
留学中はモチベーションの波が出やすいです。
カルチャーショックやホームシックでなかなか前向きになれないこともあります。
そんなときに留学の目的を思い出せば「今は生活は辛いけれど、目標を達成するまで頑張ってみよう」「残りの期間は少ないから、今できることに取り組もう」と考え直せる可能性があります。
特に長期留学や海外の大学・高校への進学を目指す場合は、滞在年数も長く、費用も必要です。
受験や定期試験、部活などやることもたくさんあるので、 自分の目的・目標、卒業後のビジョンを持ったほうが前向きに取り組めます。
単位交換留学に応募できる
留学の理由や現地でやりたいこと、今後のビジョンが明確であれば、交換留学にも応募できるチャンスがあります。
交換留学とは、「学術交流協定」を結んでいる海外の学校への留学です。
単位認定があり、学費や滞在費が免除されるなどの特典があります。
ただし、交換留学へ行くには、書類選考や面接選考が用意されている場合がほとんどであり、「一定の英語力」や「留学の動機」が求められます。
奨学金制度を利用できる場合がある
留学の目的を定めておけば、奨学金制度を利用することも可能です。
文部科学省が提供している「トビタテ!留学JAPAN」は、国からの支援を受けて留学できる制度です。
トビタテ留学へ応募するには、留学の動機作文や留学計画の提出が求められるので、「なんとなく留学をしたい」という理由では選考に通過できません。
なお、トビタテ留学以外にもさまざまな企業や組織、大学などの教育機関では奨学金制度を提供しています。
こういった制度を利用できるのは、留学の目的を明確に決めている人だけのチャンスだと言えるでしょう。
就職や転職などの将来に活かしやすい
目的を定めて留学に行けば、就職や転職などの将来に活かしやすいでしょう。
理由なく留学に行った場合、「良い経験になったけど、具体的に何が得られたかと聞かれれば答えられない」という人も少なくありません。
一方 目的意識を持って留学をすれば、就職活動のなかで「具体的にどのようなテーマで留学をし、何を得られたか」をアピールできるでしょう。
留学したという事実だけでなく、「なぜ留学したのか」「留学先ではどのような経験・挑戦をしたのか」「留学先でどのようなスキルを身につけたのか」という詳細まで問われます。
このように目的のある留学は、帰国後の就職をはじめ、将来的な転職・昇進などの場面で評価されやすくなるでしょう。
留学の理由はどうやって決めればいい?目的の決め方
留学の理由が漠然としている人は、まずは以下の手順で考えてみましょう。
- 自分のなりたい姿をイメージする
- 働きたい業界や就きたい仕事を考える
- 1、2を達成するために、留学中にやりたいこと・成し遂げたいことを考える
- 3を具体化・数値化する
初めに自分のなりたい姿や働きたい業界、就きたい仕事を明確にすることで、留学を通して何をすべきかが見えてきます。
もし、自分のなりたい姿が定まっていない人は、それを決めることを留学の目的として設定するのも良いでしょう。
留学中に興味のあることにとことん挑戦するなかで、物事への向き・不向き、好き・嫌いが見えてきて、自分の将来を考える材料になるかもしれません。
一度きりの人生、自分の意思を持って決めよう!
初めは「なんとなく留学に行きたい」という気持ちがきっかけでも、その気持ちこそ自分の人生を変える第一歩です。
実際に行動すれば、新しい出会いや経験、嬉しいこと、苦労すること、達成感など...数多くのものが得られます。
フィジー留学は、そんな勇気ある一歩を踏み出すのにぴったりな留学先です。
フィジーは国民の幸福度No.1の国としても知られていて、日本ではできないような経験ができるチャンスがあります。
また、公用語が英語なので英語を使って会話できる機会も溢れています。
- 先進国の日本にはない生活習慣・文化を体験できる
- 留学費用が圧倒的に安い
- 自分のレベルに合った授業を受けて、確実に英語力を伸ばせる
- 公用語が英語のフレンドリーな現地の人がいるので、気軽に英語を使って話せる
いつもと違う環境へ思い切って飛び込めば、それだけで人生が変わる可能性を秘めています。
今はあやふやな理由でも、今後やりたいことや目標が見つかるかもしれません。
フィジー留学についてさらに詳しく知りたい方は「ホームページ」をご覧ください。