自宅でもネイティブ並みに!?英語学習法とオススメの映画3選!
映画を使った英語勉強は、物語に触れながら学習できるため飽きにくく、英語のフレーズが頭に入りやすいのが魅力です。
しかし、ただ何も考えず英語の映画を見るだけでは、英語力を伸ばすことができません。
正しい学習方法を実践することで、はじめて英語力アップにつながります。
そこで本記事では、映画を使ったおすすめの英語勉強方法「シャドーイング」と、英語学習におすすめの映画を紹介します。
映画を活用して楽しく英語力を向上させたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
映画を見て楽しく英語を勉強しよう
映画での英語勉強法のメリットは、「目で物語を見ながら勉強できるので飽きにくく、英語のフレーズが頭に入っていきやすい」という点です。
映画で使われているフレーズは日常的によく使われる言葉ばかりなので、実際の日常会話で使える英語を学べます。
映画での勉強が向いている人の特徴は、以下の通りです。
- 座学での学習が苦手な人
- 映画が好きな人
- 特にリスニング力やスピーキング力を高めたい人
しかし、ただなんとなく映画を見るだけでは、もちろん英語力は上達しません。
そこでおすすめしたいのが、英語を聞きながらそれを真似して発音する訓練方法「シャドーイング」です。
シャドーイングをすれば、ネイティブスピーカーならではの発音や英語のリズム、音の強弱を学ぶことができ、より伝わりやすい・ネイティブに近い英語の習得につながります。
繰り返しシャドーイングをすることでスピーキング力やリスニング力、語彙力が高められるでしょう。
ここからは、シャドーイングの方法やおすすめ映画について詳しく紹介していきます。
※参考記事:【3分でわかる】英会話を上達させるコツ5選!脱初心者へ
※参考記事:【大学生向け】大学生が英語を勉強するならこの5ステップ!
ネイティブ並みになる英語練習法「シャドーイング」の手順
英語を聞きながら真似して発音する訓練方法「シャドーイング」は、正しい手順で進めることこそ英語上達の近道です。
正しいやり方を知って、英語力アップにつなげましょう。
- リスニング
- シャドーイング(1回目)
- スクリプト(字幕)の確認
- シャドーイング(2回目)
①リスニング
まずは映画全体の流れや主旨が理解できるよう、リスニングをしましょう。
まずは映画1本を楽しんでもよいですし、飽きてしまう人は好きなシーンだけ切り取って観るのもおすすめです。
その際は、必ず「英語音声・日本語字幕」に設定した上で聞いてみてください。
登場人物の英語をすべて完璧に聞き取る必要はありませんので、いつもより集中して英語を聞き取ってみましょう。
・全体のおおまかな流れや主旨を理解できるように聞く
・音声のスピードが早い場合は、再生速度を少し遅めて聞くのがおすすめ
②シャドーイング(1回目)
次に、登場人物のセリフを聴こえたままに口にしてみましょう。
ここでは正しさにこだわる必要はなく「空耳でこう聴こえる」くらいでOKです。
映画のなかの人物になりきって、必ず口に出してセリフを言ってみましょう。
正しさにこだわりすぎず、どんどん次へ進み、さまざまなセリフを聴こえたままに真似してみてください。
また「映画1本は疲れる、飽きる」という場合にはワンシーンを切り取ってシャドーイングを実践してみましょう。
・正しさにこだわらず、まずは真似してみること
・セリフのリズムやアクセントを意識して真似する
③スクリプト(字幕)の確認
次に、日本語字幕を英語字幕に変えて、単語や文法を確認しましょう。
セリフを聴きながら英語字幕を見ることで、「こう聴こえていた(聴覚データ)」→「文字にするとこうなのか!(視覚データ)」に変換され、両方が蓄積されていきます。
これを繰り返し続ければ、聴こえた英語を正しく理解できる機会が増え、またネイティブのリズムで英語を読めるようになります。
・聞き取れなかった単語を確認し、英語と日本語を紐付ける
・知らない単語や文法は、都度調べて意味を理解するとよい
④シャドーイング(2回目)
字幕の確認を通して答え合わせができたら、字幕オフ、あるいは日本語字幕に戻した状態で、再度シャドーイングをしてみましょう。
リズムや抑揚を真似しながら、口に出してみましょう。
・英文の単語やフレーズと聞こえてくる音を紐付ける音とイメージで取り組む
・スムーズに発声できない単語、フレーズを重点的に行う
※参考記事:英語のリスニングを「格段に上げるコツ」を初心者向けに解説!
※参考記事:【初心者向け】英会話の独学方法を5つの手順で解説!
シャドーイングしやすいおすすめの映画3選
シャドーイングは好きなジャンルや興味のある映画を選ぶのもよいですが、まずは英語学習としてやりやすい内容をチョイスすることをおすすめします。
ここでは、シャドーイングに向いている、おすすめの英語映画を紹介します。
- 全年齢対象のアニメ映画
- ターミナル(2004)
- ハリーポッター(2001〜)
全年齢対象のアニメ映画
ジブリやディズニーなどのアニメ映画は、日常会話で使えるセリフも多く、簡単な単語や表現が多いです。
ジブリは日本の映画ですが、世界的にも人気であるため、英語の音声・字幕がついているものもあります。ジブリ好きの方なら、内容を楽しみながら英語学習ができるでしょう。
ディズニー映画の場合は、「ズートピア」や「アナと雪の女王」など最新の映画を選ぶとよいでしょう。英語は日本語と同様に時代によって使われる言葉が異なるので、日常会話に活かすなら新しい作品がおすすめです。
このほかにも、日常的に使うフレーズが多い「ハイスクール・ミュージカル」や主人公が子どもであるため簡単なフレーズや表現が多い「ホームアローン」もおすすめです。
ターミナル(2004)
「ターミナル」は2004年とやや昔の映画ですが、初心者向けのシャドーイングにおすすめの映画です。
なぜなら、主人公が英語を話せないという設定で、アメリカの空港を舞台に少しずつ英語を覚えていくストーリーだからです。今から英語を話せるようになりたい自分自身と状況を重ねられるので、より英語を学びやすくなります。
また、 映画は空港内での会話を中心に繰り広げられるため、英会話速度や使われる単語、表現なども拾いやすくなっています。
ハリーポッター(2001~)
イギリス英語を学びたいなら「ハリーポッター」がおすすめです。
特に1作目の「賢者の石」は、主人公ハリーの子ども時代の日常から始まり、 挨拶のシーンや学校での生活など、魔法に関わる専門用語を除けばとても聴きやすい内容となっています。
イギリス英語はアメリカ英語と比べて発音がハッキリしており、日本人にとって聴き取りやすい傾向です。
慣れてきたら上級編の映画に挑戦しよう!
初心者向けの映画でシャドーイングができたら、次は上級者向けの映画で挑戦しましょう。
「マーベルヒーロー」などのアクション映画や、「スターウォーズなど」のSF映画は、テンポの速さに加え、特殊設定により難しい単語が増えます。
さらに、さまざまな人物が出てくる分、アクセントが違う英語をたくさん話しているのも特徴です。
ただし、上級者向けの映画にはネイティブスピーカーが友達同士などの親しい間柄で使われる砕けた表現「スラング」もよく出てくるため、学習の際は注意が必要です。
スラングの意味が曖昧なまま留学先・仕事先で使ってしまうと、失礼にあたる可能性があります。
シャドーイングの成果を試してみよう
せっかく映画を通して英語をマスターしたとしても、英語を話す・聞く機会がなければ伸び悩んでしまいます。
日本国内で英語を話す機会や外国人と交流する機会があれば、ぜひ成果を試してみてください!
また、留学やワーキングホリデーに行き、自分の英語力を試すのもおすすめです。
なかでも安価で行ける「フィジー」は、英語初心者に人気の留学先です。
フィジーは「フレンドリーNo.1+観光地」としても有名です。
公用語が英語の地元フィジー人はもちろん、オーストラリア・ニュージーランド・アメリカのネイティブスピーカーとも話せるチャンスで溢れています。
また、スピーキング特化型の語学学校ということもあり、シャドーイングの成果を試しつつ、さらに英語力を向上させる上でもってこいの環境です!
- 留学費用が圧倒的に安い
- 自分のレベルに合った授業を受けて、確実に英語力を伸ばせる
- 公用語が英語のフレンドリーな現地の人がいるので、気軽に英語を使って話せる
- 先進国の日本にはない生活習慣・文化を体験できる
「自分の英語力を試したい」「さらにスピーキング力やリスニング力を伸ばしたい」と考えている方は、ぜひフィジー留学を検討してみてください。
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