日本の労働環境は狂っている?日本で働きづらい人におすすめの道を紹介

海外生活

「日本の労働環境は海外よりも狂っている?」

「日本の働きづらさから抜け出したい」

 

このように、日本の労働環境に対して不満をもっている人は多いのではないでしょうか?

 

近年は、グローバルに活躍する日本人が目立つようになってきました。SNSやニュースで、海外の労働環境について話を聞く機会も多いでしょう。

 

筆者は、日本で社会人経験を7年したうえで、現在はカナダで働いています。少なくとも筆者の意見としては、「海外に比べて日本の労働環境は狂っている」という話が出ることに、驚きはありません。


働き方やキャリアアップ、給料を踏まえたうえでも、カナダの方が日本よりも働きやすいと思います。

 

しかし、「実際どのくらい日本の労働環境は狂ってるの?結局は会社次第なんじゃ?」と、思う人もいるでしょう。

 

本記事では、筆者が経験した海外の労働環境と比べながら、日本の労働環境が狂っていると言われる理由を、解説します。

 

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日本の労働環境は狂っている?

 

日本の労働環境は、海外に比べて狂っていると言われることが多いです。

 

実際に、2023年のZ世代(18~29歳)に対する調査によると、サービス残業をしているZ世代の割合は42.2%にも上ります。

 

筆者も、日本で働いているとき、低賃金サービス残業当たり前の環境にいながらも、「これが普通」と思いながら仕事をしていました。

 

しかし、海外で働いた今、第三者目線で日本の働き方をみると、精神的に負担がかかる働き方だったと思います。

 

※参考:Z世代の4割「サービス残業している」| ITmedia ビジネスオンライン

 

日本の労働環境は狂っていると言われる理由

 

日本の労働環境は狂っていると言われる理由は、主に下記の3つです。

 

  • 労働力人口が減少している
  • 昔の価値観から抜け出せない人が多い
  • 仕事より家族を優先する文化がない

 

それぞれ、解説していきます。

 

労働力人口が減少している

 

日本の労働力が不足している主な原因に、人口減少があります。

 

2022年の調査によると、日本の人口は12年連続で減少しています。2022年度の総人口は、1億2494万7千人で、2021年に比べてマイナス55万6千人です。

 

少子高齢化においても、出生児数は第2次ベビーブーム期(1971〜1974年)以降、減少傾向が続いています。

 

人口減少による労働力不足で1人当たりの仕事の負担が重くなることは、労働環境を悪化させる理由といえるでしょう。

 

※参考:統計局ホームページ/人口推計/人口推計(2022年(令和4年)

 

昔の価値観から抜け出せない人が多い

 

日本は海外に比べて、「真面目に働く文化」が強い印象があります。

 

残業の多さ、休日の少なさが問題視されており、長時間労働の文化が未だ根強いのが現実です。

 

  • 上司より先に帰るのは失礼
  • 長時間労働は偉い
  • お客様は神様

 

このような、「暗黙の了解」ともいえる考え方が浸透しており、長時間労働の改善がなかなかむずかしいとされています。

 

また、2021年の調査によると、日本で「週49時間以上」働く男性の割合は21.5%、女性は15.0%です。

 

アメリカ、イギリス、フランス、ドイツよりも、日本人の労働時間が長いことが分かります。

 

※参考:令和3年版過労死等防止対策白書|厚生労働省

 

仕事より家族を優先する文化がない

 

日本では、仕事より家族を優先する人が少ないように思います。

 

2020年の調査によると、日本の有給休暇取得率1人平均は53.1〜63.1%となり、100%有給を取得している人の方が少ないです。

 

政府は、日本の有給休暇取得率の低さを懸念して、取得率70%とすることを目標としています。

 

また、2021年の調査によると、日本の有給取得率約60%に対して、海外はカナダ93%、イギリス84%、アメリカ80%と、日本よりも有給取得率が高いです。

 

日本の有給取得しにくい風潮は、プライベートと仕事のバランスを保つうえで、マイナスになるでしょう。

 

※参考:令和2年就労条件総合調査の概況|厚生労働省

※参考:有給休暇・国際比較 2021|エクスペディア

 

カナダの労働環境はどう?【実体験】

 

カナダでの労働環境について、主に下記の3つを解説します。

 

  • 時給
  • 働き方
  • 残業

 

筆者は、日本にいたとき、「残業しないと仕事が終わらない」「有給が取りにくい」「給料が満足とはいえない」など、労働環境に対して多くの不満がありました。

 

しかし、カナダで働いている中で、仕事に対しての不満はほとんどありません。

 

カナダの労働環境について、それぞれ深掘りしていきます。

 

時給について

 

カナダのバンクーバー(BC州)の最低賃金は「16.75$」日本円で約「1700円」です。

 

日本の東京の最低時給「1,072円」と比べると、約1.7倍の高さで、時給が高いことが分かります。

 

筆者が働いた会社の時給は、最低賃金よりも少し高い金額で、週4日勤務だったにも関わらず、日本で働いていたときよりも収入が上がりました。

 

また、カナダでは飲食業の場合、時給の他に「チップ」が給与としてもらえるのが基本です。

 

会計に「約10〜15%」チップを上乗せして払うマナーがあるので、飲食業で働く人にとってはチップが時給に上乗せされます。

 

よって、日本で働くよりも収入が上がるといえるでしょう。

 

働き方について

 

筆者が働いたカナダの会社は、休暇取得の仕組みがしっかりしていました。

 

  • 体調不良の休暇
  • バケーション休暇

 

日本の会社では、体調不調・長期休暇どちらも「有給休暇日数」を使わなければいけませんでしたが、カナダでは有給の種類が異なっていました。

 

留学生、パートタイムで働いていたにも関わらず、休暇の指定日数を100%取得させてもらえて、感動したのを覚えています。

 

また、年功序列の上下関係は日本ほど厳しくなく、フルタイム・パートタイム関係なく、仕事への取り組み方で評価がもらえる環境です。

 

残業について

 

筆者がカナダで残業をしたことは、ほとんどありません。

 

たとえ接客をしている途中でも、お客さんに退勤時間である旨を伝えて退勤する従業員が多いです。

 

「残業した方が頑張っている」という見方をする人が少ないので、定時で上がったからといって、評価が変わることもありません。

 

日本では、仕事が終わらなかったら残業するべきという圧力を感じていましたが、カナダではむしろ、「定時に上がるのはごく普通のこと」という印象を受けました。

 

「日本の労働環境は狂っている...日本で働きづらい」という人が今からできることは?

 

「日本で働くことだけが全てではない」と、海外出稼ぎの検討やグローバルに働ける英語力の取得に励む人々もいます。

 

英語力と出稼ぎについて、今からできることを解説します。

 

英語力を真剣に身につける

 

日本の働き方が合わないと感じるなら、英語力を上げて、外資系企業や海外駐在の仕事に挑戦するのもよいでしょう。

 

英語習得は地道な努力を続ける必要があるので、多くの社会人は途中で挫折してしまう傾向があります。


ビジネスレベルで英語が話せる人材は不足しているので、英語力はキャリアで活かせる強いスキルとなるでしょう。

 

英語力を短期間で効率よくあげたい人は、格安フィジーでの語学留学もおすすめです。

 

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海外へ出稼ぎする(ワーホリ)

 

1〜2年海外で出稼ぎする方法に、ワーキングホリデーがあります。

 

ワーキングホリデー主要国のカナダ、オーストラリアは、日本よりも最低賃金が高いです。

 

海外で働くというハードルは高く感じるかもしれませんが、今はインターネットで情報収集ができる時代であり、行動さえすれば海外で働くことは可能です。

 

英語が全く話せない状態で渡航すると、仕事が見つからない可能性もあるので、最低限の英語力はつけておきましょう。

 

【参考記事】:【出稼ぎにおすすめの国3選】どこの国で何の仕事が1番稼げる?英語力は?

 

「日本の労働環境は狂っている。抜け出したい」と思うなら、まずはフィジーで英語の習得!

 

日本の労働環境に不満を感じているなら、英語習得のための「フィジー語学留学」という選択肢もあります。

 

フィジーでの英語習得がおすすめな理由を、解説します。

 

国民がフレンドリー

 

フィジーは、世界一幸せな国と呼ばれるほど、国民がフレンドリーです。

 

人に対して優しく温厚な性格で、話好きな人も多いのもフィジー人の特徴です。

 

自然と人と英語を話す機会が多くなるので、実践的な英語力を身につけられるでしょう。

 

物価が安い

 

フィジーは物価が安く、生活費は1ヶ月約「2〜3万円」です。

 

実は、語学留学をするうえで心配するべきなのが、現地での生活費です。

 

カナダでは物価が日本の約1.5〜2倍するので、収入は増えたけど物価も高くて、結局お金が貯まらない例があります。

 

比べてフィジーは、日本よりも少し安いくらいの物価なので、現地での生活費を節約することができます。

 

長期で留学しても安い

 

フィジー留学は、短期・長期問わず、格安で英語を学べるのが魅力です。

 

フィジーの語学留学の費用は、1年間で約「140〜190万円」で、アメリカの約半分に費用が抑えられます。

 

※含まれるもの:入学金、留学アレンジ料、滞在費、食費、空港到着時送迎、テキストレンタル料など

 

費用が理由で、留学をあきらめてしまう人は少なくありません。

 

日本以外の新しい価値観に触れる海外経験として、費用を抑えたフィジー留学を選んでみるのもいいかもしれません。

 

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日本の労働環境に不満なら、海外で活躍できる人材を目指そう!

 

日本で働きづらいと感じている人は、今から英語習得など海外を視野に入れた対策をしておきましょう。

 

つらい労働環境から抜け出すためには、他にも道はあると信じて行動してみることが大切です。

 

英語習得、海外で視野を広げたい方は、弊社フィジー留学も視野に入れてみてください。

 

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