『意志力』を強化するには?
こんにちは☆
現地スタッフのAyaです
今日は、先日(2/26)に行った、『意志力』のセミナーについて、少しだけご紹介させていただきます
「私って、意志が弱いなぁ~。」
「続けたいことがあるのに、続かない…。」
「やめたいことがあるのに、全然やめられない…。」
こんな風に思った経験は、みなさんも少なくとも一度はあると思います。
何を隠そう、私も典型的な3日坊主でした…
そもそも、何故3日坊主になってしまうのでしょうか?
『3日坊主』という言葉は耳にしますが、『1か月坊主』や『2か月坊主』って、あまり聞いたことがありませんよね?
実は人間の脳というのは、元々3日坊主になるように出来ているのです。
進化の過程で、人間が必要とされたこと、それは『食べること』『寝ること』『子孫を残すこと』、この3つですよね。
いわゆる3大欲求と言われるものです。
人間の脳は省エネするようにできているため、この3大欲求に関わらない(生存に直接必要とされないと見なされた)ことに対しては、自動的に興味を失うようにできているのです。
(脳の仕組み…恐るべし。。)
それではどうすれば3日坊主でなくなるのでしょうか?
3日坊主を克服するためには、脳に新しい習慣回路を作ってしまえば良いわけです。
それでは習慣回路はどうやって作るのか?
習慣回路を作るためには、まず、1か月続けることが重要です。
逆に言うと、1か月さえ続けてしまえば、脳の中でネットワークが形成されるため、その後続けるのにはそんなに苦労をしなくても済むのです。
(小さい時は嫌だった歯磨きの習慣と同じですね。今では努力しなくても歯磨きって出来ると思います。それは歯磨きの行動が習慣化されたからですね。)
【基礎編】
実は、『意志力』は筋肉のようなもので、鍛えれば鍛えるほど強くなることがわかっています。
では、その意志力はどうやって鍛えるのか?
方法はいくつかあります。
その①:瞑想
ここでしているのは、スピリチュアルの話ではありません。
意識的に呼吸を遅らせ(8秒吸って、8秒吐く)、呼吸にだけ意識を集中させます。
脳が鍛えられ、ストレスが減少し、誘惑に惑わされにくくなります。
その②:運動、『グリーンエクササイズ』
憂鬱や不安、慢性の痛み、循環器系の病気や糖尿病など、意志力を妨げる症状を改善。
緑の中で行う『グリーンエクササイズ』も、脳を大きくすることが明らかになっています。
その③:睡眠は6時間以上
睡眠不足で目を覚ますと、一時的に脳に障害を負ったようになります。(軽度の酩酊状態と同じ状態。)
適度な睡眠は脳を鍛えてくれます!
その④:『意志力筋』を鍛える
自制心を要する小さなこと(聞き手じゃない手で歯を磨く、姿勢をよくする、甘いものを減らす、出費を記録する、など)を行うことで、他のエリアでの意志力のもUPします。
これをふまえての…
【実践編!】
メソッド1:儀式を決めてスイッチを入れる法
実は、やる気は後からついてくる!「行動」→やる気の順番
勉強を始めるには?
まずは机の前に座る、鉛筆を削る、机の上の整理整頓、勉強の予定を立てる、部屋の掃除をする、等。
初めは億劫に感じるかもしれません。でもやっていくうちに、後から億劫さが減ってくるようになっているのです。
メソッド2:環境を利用する法
環境と行動の条件付けを自分で作り出す方法です。
勉強用のBGMを決める、仲間を作って後に引けないようにする、等。
メソッド3:ミラーニューロン活用法
ミラーニューロンで「形から」入ることも一つの方法。真似ることで、脳の習慣回路を作ることが出来ます。『模倣』というと、あまり良くないイメージを持つ方も多いと思いますが、模倣の先に、創作の余裕も出てくるのです。
メソッド4:宣言しちゃおう!法
宣言する人は宣言しない人の10倍目標を達成するそうです。
これは、窮地に追い込まれると、脳はフル回転する仕組みを利用しています。「人に認められたい」と思うと脳が活性化するのです。
メソッド5:低いハードル設定法
目標を分解して、『自分よりも少し上』の目標を設定します。
英語話せるようになりたいという目標があれば、単語を覚える、映画を観る、例文を覚える、などの要素に分けられますね。
単語を覚えることを分解すると、300語を1年で覚えるという目標にし、そうすれば1日1単語覚える、という目標が見えてきますね。
当初の目的を貫くことは簡単ではないと思いますが、皆様のこれからの『意志力』を発揮するために、少しでもお役に立てることを願います。
今回の講座にお集まり頂きましたフィジー留学中の皆様、 本当にありがとうございました