☆OISCA@Fiji☆
Bula
タイトルをみて、「OISCAって何だ!?」と
思った方もいるかも知れませんね
今回は、Lautoka校のMaeda Rieさんより、
レポートを頂きました
Rieさんは以前にもバヌアレブ島への旅行記を
書いてくれています
フィジーに来て4か月、来学期からはレベル7で
勉強を続けていきます
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こんにちは!!!
以前にバヌアレブ島一人旅の記事を投稿したRIEです。
今回は、公益財団法人 オイスカ(OISCA)という団体の
フィールド調査に行ってまいりました!!
オイスカとは世界30の国と地域に組織を持つ国際NGO団体です。
活動内容は、主にアジア・太平洋地域での農村開発や環境保全活動。
特に、人材育成に力を入れ、各国の青年が地域のリーダーとなれるよう研修を行っています。
オイスカの研修を修了した各国の青年は、それぞれの国で農村開発に取り組んでいます。
国内では、農林業体験やセミナー開催などを通しての啓発活動や、
植林および森林整備による環境保全活動を展開しています。
フリーバードのスタッフMAI、スクールリーダーKAZUKIと共に
フィジーの自然環境、生活環境における問題点や解決策などのお話を
伺ったり、実際に活動の現場を拝見したりしました。
以下が、オイスカのフィジーでの主な活動です。
・サンゴ礁の保全
・マングローブの植林
・若者の育成(農業のHow toを学び、地元に戻った際にリーダーとして、
農業を広めていく人材を育成しています。)
皆さんもフィジーといえば、最高にキレイな海を想像されると思いますが、
リゾート化やサンゴ収穫など様々な理由が入り混じる事で、
近年では環境破壊が問題視されています。
そこで、サンゴ礁の保全活動では、
主にサンゴの植え付けの活動をされていたり、
地元住民たちへ勉強会を行い、サンゴ礁の乱獲をしないよう
教育活動を行っています。
また、リゾート化で伐採されてしまったマングローブを再度植えつける活動も精力的に行っています。
マンブローブが育つとサイクロンの際の防波堤になったり、
大事な食糧源である魚が海に戻ってきたり、地元の方の生活にも大活躍です!
これが(上の写真)マングローブの苗床です。
この長く伸びているものがマングローブの種だそうです!
どんどん成長していくと、このようになります。
これが沿岸一帯に広がるには、まだまだ時間が掛かりますが、
地域住民たちと協力して、絶やさずに続けていってほしいですね!
そして、オイスカフィジーの大きな特徴である、農業研修についても詳しく伺いました。
青年への雇用機会の提供であったり、自立した生活、意識啓発を目的とした
研修機会を設けていらっしゃいます。
そこから次の世代のリーダーが生まれていくのです。
日本ではよく見かける野菜畑も、フィジーではまだなかなか見かけないですが、
いつかこの活動がどんどん広まり、いろんな野菜の畑を見ることが
出来る日が来るかも知れませんね。
更に、農業のみならず酪農などの技術提供もされていらっしゃいます。
生ごみを堆肥に変える技術は、フィジーの方にはまだまだ新しく、
とても驚かれ、感動されるそうです。
日本人スタッフを始めとした多くの方がこれらの活動を通じて、フィジーという国を
より良くしていこうと懸命に行動されている現状を肌で感じました!!
私自身も『何かできる事からまずは行動すること』
手探りであっても前に進む事を課題に
フィジーでの生活を続けていきたいと強く思う体験でした!!!!
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いかがでしたか
私自身も具体的な活動内容を始めて見聞きすることが出来て
貴重な時間を過ごすことが出来ました
すぐに結果が出ないものだけれども、とてもやりがいをもって
働いているオイスカスタッフの方のお話もとても興味深いものでした
ボランティアにはいろいろな形がありますが、
こんな形の社会貢献もある、と一つ勉強になりましたね
Mai