ラグビーワールドカップ開催記念!ハカだけじゃない?ジンビ編
ラグビーワールドカップで披露されるウォークライ。ニュージーランド代表の「ハカ」が有名ですが、フィジー代表の「ジンビ」も注目を集めています。そんな「ジンビ」についてご紹介します!
目次
ウォークライとは
ウォークライは、戦いや試合の前に相手を威嚇し、自らを鼓舞するために行う儀式のことです。
英語では"War Cry"と書き、"War"は「戦争」、"Cry"は「叫び」を意味します。
日本語では「鬨の声」と訳すとしっくりくると思います。 今回のワールドカップではフィジー代表やニュージーランド代表、サモア代表にトンガ代表が試合前にそれぞれのウォークライを披露しています。
もともとは争いの前後、お葬式など様々な場面で踊られていたウォークライですが、現在では主にラグビーの試合や歓迎などの際に披露されています。
フィジーのジンビ
ジンビは英語表記では"Cibi"と書きます。
かつては近郊の国との争いや部族間の争いの前に戦士を鼓舞するために披露されていました。
ラグビーの試合で披露されるようになったのは1939年、フィジー代表初のニュージーランドでの試合からでした。
当時キャプテンのGeorge Cakobauはニュージーランド代表のハカに見合うものをフィジー代表も披露するべきだと考えました。
そこで、フィジーの中でも政治などに大きな影響力を持つバウ島の戦士隊の長にジンビの教えを請いました。
それ以来、ジンビはフィジー代表の試合の前に披露されています。
ラグビーワールドカップ日本大会におけるジンビ
今大会でもフィジー代表はジンビを披露しています。↓
フィジー代表による闘いの儀式「ジンビ」🇫🇯#RWC2019 #AUSvFIJ #RWC札幌 pic.twitter.com/igaaoT2put
— ラグビーワールドカップ (@rugbyworldcupjp) 2019年9月21日
かっこいいですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか? フィジー代表のジンビ。まだまだ日本では知られていないフィジーの魅力の1つです。
Toso! Toso Viti!(Go! Go Fiji!)