いいことばかりじゃない!?フィジーでの失敗談3選!

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BULA!!みなさんこんにちは、ひかるです。

これまで、フィジーと私のいい思い出を中心に記事を書かせていただきました。
しかし、計3か月のフィジー生活の間に、トラブルや失敗も何度か経験しました。
今となればいい思い出と語れるものもあれば、もう一生経験したくないと思うこともあります。

そこで、今回は、フィジーで起きた私の失敗談についてお話ししたいと思います。

失敗談①スマホをなくす(2回目)

何度も書いていて、もはや武勇伝となっている出来事です。 1度目のスマホ紛失事件については、こちらの記事をご参照ください。

2度目の留学を決めたとき、1番最初に準備したのはスマホを首から下げられるストラップです。友人から「今回は絶対に失くすなよ!」と何度も言われました。※振りではありません

フィジーに着いてからも、『スマホを失くした女の子』と印象に残っていたらしく、スタッフや先生方から「今回は気をつけて!」と耳にタコができるくらい忠告されていました。※これも振りではありません

そのたびに「今回は大丈夫!対策してきたよ~」と自慢げに新しく買ったストラップを見せびらかしていました。

滞在から1か月が経ったある日、友人とデナラウという外国人観光客が訪れるリゾート地のウォータースライダーに遊びに行ったときのことです。

そこでは高さが10メートルもあるウォータースライダーで遊ぶことができます。そこで遊んでいる映像を撮りたかった私は、いつも通りスマホを首に下げてウォータースライダーの頂上へ。 上から滑るところを撮影し、SNSに投稿する予定でした。

 

↑こちらが実際のウォータースライダーです

 

3往復くらいしたとき、ロッカーにスマホを戻すのが面倒だった私は、頂上にいたフィジアンのスタッフに「これちょっと持ってて」とスマホを預けました。 いいよ!と快く受け取ったフィジアン。彼は私のスマホを首にかけていました。 安心してまた遊び始めた私たち。そして、いつの間にか預けたスマホの存在をすっかり忘れていました。

また頂上まで行った私たちに先ほどのスタッフが「君のスマホが!!」と慌ててフェンスを指さしながら私に伝えてくれました。

フェンスを見た私。 そこにぶら下がっていたのは、私が買ったお気に入りのストラップ。 その先に、スマホはついていませんでした。

まさかと思い、頂上から下を見ると、小さく見える私のiphone6S。1年前にフィジーで失くした後、買い換えた2台目でした。

急いでウォータースライダーで下に降りると4人くらいの観光客が私のスマホを取り囲み、まるでそこに人が倒れているかのような顔でそれを見つめていました。

 

 

正直、言葉が出ませんでした。

 

今回のスマホ紛失は誰のせいでもないと自分に言い聞かせました。私のスマホが自ら私から解放されたかったのだと思うしかありませんでした。

前回の留学では、スマホを失くて2週間はスマホなし生活をしましたが、今回は残り1か月の留学と5週間のオーストラリア滞在が残っていましたので、近くの携帯ショップで格安スマホを購入しました。

そのスマホがオーストラリアで使えず、現地でまた新しいスマホを買うことになり、本当にスマホ運がないと思い知らされます。

この2回のスマホ紛失という失敗談から学んだこと。 それは、私はフィジーにスマホを持っていくべきではない、ということです。

失敗談②エンドレス観覧車

タイトルを見て、想像するとかなりホラーかと思います。本当にその通りでした。 みなさんは、永遠に回り続ける観覧車に乗ったことはあるでしょうか。私はあります。

ある日シンガトカという場所で偶然遭遇した移動式遊園地。そこには、くじ引きや食べ物などのお祭りの屋台や、小さな遊具がたくさんありました。 そこでひと際目立つ大きな観覧車。(日本の観覧車と比べると、とっても簡易的でベンチがぐるぐる回っているようなものです) 値段を聞くと、なんとたったの200円。これは乗るしかない!と友人2人と一緒に乗ることにしました。並んでいたフィジアンの女の子と相席し観覧車が動き始めました。

 

 

おそらく、皆さんが想像している観覧車と異なっているところ。それは作りだけではありません。この観覧車は、自動ではなく、人によってコントロールされています。
そのため、観覧車を操作するスタッフの気分によって、速度が上がったり下がったり、止まったりします。窓など何もなく、ベンチに座る私たちの身体を支えているのは1本のパイプのような棒のみ。 速度が上がると、絶叫マシンに慣れている友達でさえも叫ぶほどのスリルです。

ランダムに乗り降りしている他の子どもたち。私たちもいつ降りる番が来るのか、待っていました。

30分くらい乗り続けて正直少し酔い始め、降りたい気持ちが80%に達したとき、私たちはあることに気が付きます。

『これ、降りるの自己申告制じゃない?』

重要なことに気づいてしまった私たち。観覧車を操作するおじさんに手のひらを見せ、『もう降りたいから止めて』と必死にアピールしました。

それを見たおじさんは『グッド!』と私たちに手を振ってきます。

そうじゃない。こういうときだけ英語が通じないってことあるのか、そんなはずない。と必死に訴えかけます。そして、おじさんは笑顔のまま速度を上げてくれました。

 

↑空はとてもきれいでした

 

結局1時間くらい乗り、気分の悪さが限界を迎えたとき、私の代わりに後ろに乗っていた男の子が体調を崩し、観覧車は止まりました。やっと永遠に回るベンチから解放された私たち。帰りのバスも本当につらく、1日を通して忍耐力の修行でした。

この経験から学んだことは、本気の時は笑わない、です。 フレンドリーで陽気すぎるフィジアンたちに本気を伝えるのは簡単ではないとこの時感じました。

失敗談③治安の悪さより虫が怖い

以前の記事で虫たちと共同生活をしていた話をご紹介させていただきました。 彼らは私に対して攻撃することはなかったので、仲良く共同生活ができたのですが、中には、そうもいかない虫たちもいます。

留学前のガイダンスでは『ベッドバグ』について、十分気をつけるようにと忠告されます。留学中にベッドバグの被害を受けた友人を何人か見ましたが、とても辛そうでした。ホストファミリーもベッドバグには細心の注意を払っており、週に1度は必ずシーツを交換してくれます。

↑こちらがそのベッドバグという虫です。

 

私を悩ませたのは、そのベッドバグという虫ではありません。

日本でもよく見かける虫。そう、蚊です。

あまりにも蚊に刺されていたため、まわりの友人からはベッドバグを疑われたほどでした。

 

 

↑日本の蚊よりも強力な気がしました。

 

私もベッドバグかと心配し、ホストファミリーに相談しましたが、 『それは違うから大丈夫だよ~ハッハ~』と笑っていました。 フィジーの人たちの笑顔に何度励まされたことか…。

そのときは毎日ムヒを塗っていましたが、あまり効果はなく、しばらくかゆみと戦う日々が続きました。

蚊だけでなく、ベッドバグなどもビーチに特に多いそうなので、海に行く際は、虫よけスプレーをお忘れなく。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。知らない地で生活していると、小さなトラブルや事件がたくさんあります。いくら事前準備を徹底していても、思いがけない出来事は必ず起こるのだと学びました。(特に私にとって、スマホはフィジーで失うものだと思っています。)

私が経験した数々の失敗から学んだことは【失敗しても落ち込んでいる暇はない】ということです。

盗られたり、壊れたりしたスマホは戻ってきません。観覧車は止まってくれませんし、フィジーから蚊が消えることも不可能です。 そこでできることは、次何をすればよいのか考えること。

失敗は、自分の考え方をポジティブな思考に変える練習のチャンスだと思っています。実際、1度目のスマホ紛失後はいいことばかり起こりました。 2度目のスマホ紛失も、自分を整理するという意味ではいい機会になりましたし、今このように自分の武勇伝として皆様にお伝えすることができます。

今となれば笑える自分の人生経験として、失敗はとても貴重なものです。 誰も自ら進んで失敗しようとする人はいません。逆に言えば、失敗は自分だけの財産です。

もちろん、失敗による損失も大きいので、失敗しないほうがいいのかもしれませんが、【失敗しても大丈夫】だと思っています。

みなさんもぜひ、フィジーを訪れた際は、細心の注意を払って盛大に楽しんでください。 失敗したとしても、フィジーでは何とかなります(と信じています)。

 

悪いことがあった次の日も目を覚ますと 笑顔の家族とおいしい朝食が待っています。

それではまた。

 

 

 

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