費用だけじゃない!フィジーの語学学校の先生に聞いた、フィジーの魅力
実際に学生を教えている先生への座談会インタビューの後編をお送りします。
前回は、先生の自己紹介から先生になった理由・理想の授業についてみてきました。
今回はフィジーの魅力や幸福を感じる瞬間について、インタビューしていきます。
目次
語学学校の先生に聞いた、フィジーの魅力
フィジーには美しい海や、日本では見られない動植物、文化など、様々なものがあります。
語学学校の先生は、どんなところがフィジーの魅力だと考えているのでしょうか。
レパニ先生が考えるフィジーの魅力
「フィジーの人々はとても親切で幸せです。これがフィジーの人々の1番の魅力だと思います。
たくさんの観光客が毎年フィジーに来ます。ホワイトサンドビーチ、ジャンピング、クラウドナイン...いろいろ観光地はあるのですが、1番の魅力はフィジーの人々です。」
キャシー先生が考えるフィジーの魅力
「文化が魅力だと思います。私たちの文化はとてもユニークです。例えばケレケレ(みんなのものはみんなのもの、という共有文化)。
レパニ先生が言った通り、人々の気質、行動は魅力的です。それも文化です。
フィジーは一番生きやすいところだと思います。私も自分たちの文化が好きです。」
ウナ先生が考えるフィジーの魅力
「フィジーの人々はとても思いやりがあります。特に、どうやって帰ったらいいかわかなくなってしまった日本人学生には。街の人が助けてくれます。バス停に行った時、乗るのを手伝ってくれたり(※日本とはシステムが違うので、初めてバス停に行ったら戸惑うと思います)。
どこに行くにも、Hello, hHow are you?(こんにちは!)、 Where are you from? (どこから来たの?)、Have a nice day !(良い1日を!)、 What’s your name?(名前はなんていうの?)と親切に話しかけてくれるんです。」
レシュマ先生が考えるフィジーの魅力
「伝統的な生活スタイルだと思います。私はインド系フィジー人ですが、とてもユニークな魅力だと思います。特別な文化を持っているんです。
フィジーの人々は純心で気取らないですし、決して自慢したりしません。これが留学してくる学生にとって、魅力になっていると思います。
『なぜ特別な文化を持っているのか?』という学生からの質問には、答えられないこともあります。私はインド系フィジー人なので、わからない部分もあります。でも私自身もフィジーで経験していることなので、答えるように努めています。
とても純心で現実的な人々で、見知らぬ人でも拒否することがないんです。フィジーの人々は、私にもいつも先にあいさつをしてくれます。私はいつもそれに応える形であいさつをします。
それがフィジーの1番の魅力です。」
フィジーの人は、とにかく人が良くて、笑顔が素敵です。
留学生が英語がうまくないのをわかっていても、かまわず話しかけてくれます。
私の周りにも「英語を話すことに抵抗がなくなった」と言う学生が多くいます。それにはこういったフィジーの文化が貢献しているのでしょう。
費用だけじゃない!フィジーで英語留学をするメリット
英語を学びに留学しようと思ったら、たくさんの国が候補に上がると思います。 フィジーならではの特徴や、メリットは何でしょうか。
レパニ先生が考えるフィジー留学のメリット
「英語を学ぼうと思ったら色々な国に行くことができますが、フィジーでは安く学ぶことができる。海外留学するには最も安い国の一つです。
なぜフィジーなのか?
人々や文化も魅力です。フィジーに来る理由・メリットの一つになると思います。
もしかすると、フィジーの学校の先生は日本と違う、とても厳しいと思うかもしれません。私たちは学生と友人として接することもありますが、同時に私たちは学校に雇われている先生です。学校のポリシーに従う必要があるんです。」
キャシー先生が考えるフィジー留学のメリット
「フリーバードはEOP(English Only Policy。学校の中では英語以外禁止です。)があって、とても厳しいです。それは先生も一緒です。クラスでも、街でも、1日中英語です。生徒は学校で日本語を禁止されていますが、それだけ英語を学ぶ機会があるんです。それから、学校で英語を学んで、街や旅行で使ってみる、バランスが取れているのが良いと思います。」
ウナ先生が考えるフィジー留学のメリット
「英語を学ぶと同時に、異なる文化を学ぶことができます。一石二鳥ですね。それがフィジーに来て英語を学ぶメリットだと思います。フィジーで様々な経験ができると思いますよ。」
フィジー留学というと、まず安さが思い浮かんでいたかもしれません。南の島のリゾートで遊ぶことを考えていた人もいるかもしれませんね。
もちろん安さやリゾートも大きな魅力ですが、フィジー人の気さくさ・暖かさもメリットです。これを書いている私も、街に行ったときによく話しかけられ、机の上だけではない、日常で使える英語を学べたと思います。
尚、レパニ先生は学校が厳しいと言っていましたが、EOP以外に厳しいところはほとんどなかったという印象です。もしかすると、フィジーの学校がゆるいのかもしれません。
生徒へのメッセージ
最後に、先生方から生徒の皆様へメッセージをいただきました。
ウナ先生からのメッセージ
「Have strong will power. (強い意志を持って!)
そして自信を持っていたら、どんなことも達成できます。」
キャシー先生からのメッセージ
「Don’t be shy. (恥ずかしがらないで)
私が受け持つ学生には必ず言います。
特に日本人学生にはいつも言っています。日本人はいつもシャイだから。」
レシュマ先生からのメッセージ
「Never lose, never give up. (負けないで。決して諦めないで。)
学生はよく、難しいと感じるとできないと言います。でも『できない』という言葉は、『できる』ということを意味すると思うんです。なので、学生の『できない』は実は『私はできる!』と言っているんだと思っています。」
レパニ先生からのメッセージ
「You can do it !(不可能なことはない!)
Stay positive, and nothing is impossible !(ポジティブでいて。そして不可能なことは何もない!)」
こうして、ランチタイムの座談会インタビューは終了しました。
是非みなさん、明るく優しい先生に会いに、フィジー においでください!
実は、2回3回とリピート留学をしている方もいらっしゃいます。先生との再会も楽しそうですね。きっと先生も、覚えていてくれるはずです。
こんな素敵な先生方には、オンライン英会話でも会うことができます。興味のある方はぜひ、見てみてくださいね。