大学4年で留学は遅い?実際は就職活動への考え方次第!
大学4年で留学へ行くことを検討している人は、以下のような悩みを抱えていませんか?
・大学4年で留学なんて遅いのかな...
・留学が原因で、就活に失敗するのは絶対に避けたい
・就活に影響を与えず、留学に行く方法はある?
しかし実際は、大学4年で留学に行っている人も多くいます!
今回は、大学4年で留学に行くメリット・デメリット、大学4年で留学するにあたり知っておきたい知識を解説します。
大学4年での留学を検討している人は、ぜひ今回の記事を参考にしながら自分の留学プランを考えてみてください。
目次
大学4年から留学するには?パターン3つ
1つに留学といっても、留学の方法や期間はさまざまです。
実際に、大学4年で留学する場合、以下3つのパターンがあります。
・在学しながら認定留学
・休学して語学留学
・春休み・夏休みで短期留学
それでは1つずつ解説していきます!
在学しながら認定留学
1つ目は、日本の大学に在学しながら認定留学する方法です。
認定留学では日本の大学に籍を置くため、留学先で取得した単位を日本の大学の卒業に必要な単位として移すことができます。
そのため、 認定留学は 留年することなく留学に行けるのがメリットです。
しかし大学4年の場合、逆に留年しないことがデメリットに働くこともあります。
大学4年で長期の認定留学をする場合には、卒業後の進路が留学前の段階で決まっていないと難しいでしょう。
大学4年の認定留学は、かなり珍しいパターンです。
休学して語学留学
2つ目は、日本の大学を休学して海外留学に行く方法です。
休学すれば、帰国後にもう1年追加で学生の期間があるので、時間に余裕を持って日本の大学を卒業できます。
大学4年で半年〜1年の長期留学をしたい場合は、日本の大学を休学して留学に行くのが1番不安のない方法でしょう。
休学したから...といって、就職活動の選考で何か不利になるということはありません。
長期留学をしたい場合は、留年をして時間に余裕を持たせるのがおすすめです。
春休み・夏休みでの短期留学
3つ目は、春休み・夏休みを活用して短期留学に行く方法です。
短期留学では出発月や期間を自分で決められる場合が多いので、学業や就職活動に与える影響を最低限に抑えられます。
大学4年生は「就職活動」と「卒業論文」で忙しいとされていますが、言ってしまえばこの2つだけです!
大学4年は通常授業の数が少ないため、時間には余裕があります。
「長期留学は難しいけど、社会人になる前に留学に行っておきたい!」という人は、大学の休暇を使って短期留学に行くのがおすすめです。
大学4年で留学をするデメリット
大学4年での留学は、まず先にデメリットを思い浮かべるという人も多いのではないでしょうか?
大学4年で留学するにあたり、デメリットをきちんと理解しておくことも必要です。
・時期によっては就活に影響がある
・留学先に同い年がいない
では1つずつ解説していきます。
時期によっては就職活動に影響がある
大学4年で留学するにあたって1番のデメリットは、就職活動に影響があることでしょう。
大学3年生の時点で進路が決まっていれば問題ありませんが、まだ決まっていない場合には少なからず影響があります。
自分の目指している企業の説明会や選考がいつ始まるのかは、必ず事前に確認しておきましょう。
留学先で同い年が少ない
大学生が留学するタイミングは、大学2年〜3年が多い傾向です。
そのため大学4年で留学した場合、留学先の学校に同い年の日本人留学生がいないかもしれません。
しかし留学自体は、年齢など関係なく、社会人でも誰でも参加できるものです。
実際に留学に行くと、“年齢”という壁はとても小さく見えるでしょう。
留学先で同い年が少ないことを深く考える必要はありません!
大学4年で留学をするメリット
タイミング的に悩む人の多い「大学4年での留学」ですが、大学生最後の年だからこそ留学する意義があります!
大学4年で留学するメリットは以下の通りです。
・将来について考えるきっかけになる
・社会人になる前に海外に行ける
・単位・授業を気にせずに英語学習ができる
それでは1つずつ見ていきましょう!
将来について考えるきっかけになる
大学4年生は、社会人になる1歩手前です。
それだけに、大学4年で行く留学は、他の学年よりも一層自分の将来のことを考えるきっかけとなるでしょう。
海外留学では、体験できるすべてのことが自分の将来へつながります。
・日本以外の価値観・生活仕様に触れる
・さまざまな国の留学生と話せる
・知らない土地で日々勉強する
自分の将来を本気で考えるために、海外留学に挑戦するのも1つの手です。
社会人になる前に海外に行ける
大学4年は、社会人になる前に留学に行けるラストチャンスです。
仕事の影響を考えず、思い切って留学に行けるのは大学生のうちだけです。
また学生の間に海外留学を経験すれば、就職活動にも活かすことができます。
留学先での経験や身に付けたスキルは、誰にも変えられない大きなアピールポイントになるでしょう。
※参考記事:【社会人向け】語学留学は社会人に最適!最速で英語が上達
単位・授業を気にせずに英語学習ができる
大学1年〜3年の間に単位を落としていない限り、4年生の授業数は少ないです。
たとえ忙しかったとしても、基本は卒業論文・ゼミと就職活動だけでしょう。
他の学年に比べ、単位や授業を気にせず英語学習に集中できるというメリットがあります。
大学4年からの留学をおすすめできる人4選
「大学4年から留学は遅いのでは?」と考える人も多いですが、決して遅くはありません!
しかし、学生最後である大学4年で留学するからこそ、覚悟を持って留学に行く必要があります。
・日本で就職しない人
・就職活動をすでに終えている人
・単位をすでに取得し終えた人
・休学してまで留学を経験したい人
それでは1つずつ見ていきましょう。
※参考記事:語学留学は大学生に最適?お金がない大学生におすすめのプランを紹介
日本で就職をしない人
日本で就職をしない場合、日本のルールに沿って就職活動を行う必要がありません。
海外で就職する場合、自分自身で情報収集をしつつ就活スケジュールを組む必要があるので、国内での就活に比べて苦労することも多いでしょう。
しかし海外就職するという選択は、誰もができることではない大きな挑戦です。
日本で就職しないと決め、留学でしっかりと英語を学習すれば、より高いレベルの語学力・コミュニケーション力を習得できるでしょう。
※参考記事:大学生のうちにやるべきこと6選!将来必ずプラスになるものを厳選
就職活動をすでに終えている人
就職活動をすでに終えていれば、休学する・しないに関わらずどんな留学パターンでも行くことが可能です。
就職先が決まっていたとしても、企業とのやりとりや書類の提出等を確実に行わなければ、無事に就職することはできません。
就職活動が終えていても油断はせず、日本国内での予定をきちんと把握し、留学のスケジュールを組む必要があります。
単位をすでに取得し終えた人
大学3年までに単位を取り終えた人は、長期であっても留年せずに留学に行くことが可能です。
日本の大学での授業を終えている分、留学先での英語学習に全集中できるでしょう。
しかし、3年までに単位を取り終えたとしても、卒業後の進路がある程度決まっていないと、留年せずに留学するのは難しいところです。
留学後の進路を考えた上で、留学プランを検討するようにしましょう。
休学してまで留学を経験したい人
大学4年での留学は「休学してでも留学を経験したい!」という強い意思を持っている大学生に向いています。
半年〜1年の長期留学を検討している場合、ほとんどのケースで留年が必要です。
休学をすることで1年間の空きができ、余裕を持って日本の大学を卒業できます。
卒業が1年遅れてしまいますが、それでも留学したいという意思を持つ人は、きっと留学期間をムダにせず過ごせるでしょう。
留学するべきかは自分の目的次第
大学4年生は社会人になる直前の時期だからこそ、他の学年での留学とはわけが違います。
大学1年〜3年の留学は「楽しかった!」「良い経験になった!」だけで終わることが許されます。
しかし大学4年は進路の選択が迫っているからこそ、留学に「目的意識」を持つことが非常に大切です。
大学4年で留学をする場合、必ず以下の2つを考えるようにしてください。
まずはなぜ留学をするのか?を明確にする
みなさんは留学を通して、何を学び、どんなスキルを身につけたいですか?
留学を終えた後、どんな姿になっていたいですか?
たとえば、以下のような目標を掲げて留学に行くのもよいでしょう。
・TOEICで800点以上を取る
・留学先でしか学べない専門知識を身に付ける
欲を言えば、なぜTOEICで高得点を取りたいのか、身に付けた英語力や知識を何に活かしたいのか、まで考えるようにしてください。
自分の定めた目標を留学先で達成できれば、今後の人生の中で大きな強みになるでしょう。
留学後のプランも決めておく
大学4年で留学に行くにあたり、帰国後のプランを決めておくのも大切です。
休学をして長期留学に行くと、帰国後すぐに就職活動が始まります。
だからこそ、留学前にきちんと留学後のプランを決めておくことが大切です。
留学先で焦らず100%の力を発揮できるよう、帰国後を見据えた上で留学に行くようにしましょう。
大学4年での留学は、決して遅いことはありません。
留学を経験するからこそ、見えてくる景色があります。自分と相談し、後悔のない選択をしてください!
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