大学を休学する意義とは?大学を休学してできること5選!

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大学生は、大学に籍を置いたまま休むことができる「休学」という制度を誰もが利用できます。

近年は、一度大学を休学をして自分のやりたいことに挑戦する学生が増加しています。

休学する目的は、海外留学、ボランティア、企業インターンなどさまざま。

休学中は挑戦できることに限りがないからこそ、自分の意志や将来像を踏まえた上できちんと休学期間の計画を立てる必要があります。

そこで本記事では、大学を休学する意義と大学を休学してできること5選を紹介します。

せっかくの休学期間を充実させるためにも、あらかじめ休学の期間や目的をじっくり検討しておきましょう。

大学を休学すること自体は簡単!休学中の活動が最も大事

大学に籍を置いた状態で休める「休学」は、大学生であれば誰もが利用できる制度です。

ただし、「ただ大学を休みたい」「休学中は自由に過ごしたい」というあいまいな気持ちではNG。

休学中に何をするのか、どのような活動をするのかが、今後の人生や選択肢を左右します。

 

休学を申請することは簡単

休学をする場合は、一般的に以下のような流れで手続きを進めます。

  1. 大学の教務課で休学届を受け取る
  2. 休学期間や目的等を休学届を記入して、教務課に提出する
  3. 内容が確認され、問題がなければそのまま休学

休学届の提出期限は大学によって異なりますが、基本的に 「休学する1、2ヶ月前まで」が目安です。

留学することが決定したら、まずは大学の休学制度やルールを確認し、早めの申請を行いましょう。

 

休学中に何をするかが大事

休学は誰もが簡単にできるからこそ、「休学中に何をするか」が重要です。

休学中にやることは、全て自分次第。

せっかくの休学期間を有効活用するためにも、入念に計画を立てて、無駄にすることなく過ごすことが大切です。

「ただ大学を休みたいから」というあいまいな理由で休学したことで、せっかくの休学期間をだらだらと過ごしてしまった大学生もいます。

大学生は、社会人として社会に出る一歩手前。

休学期間にどのような経験をし、どのようなスキル・知識を身につけたのかは、今後の人生に大きく影響を与えます。

 

大学休学の一般的な期間

大学休学の一般的な期間は「6ヶ月」「1年」のいずれかです。

それぞれの期間のメリット・デメリットを見ていきましょう。

 

6ヶ月

半期=6ヶ月休学するケースでは、1〜4年生のうちどこか半年間休学をし、9月に卒業します。

ただし、半年の休学だと大学卒業が秋卒業(9月)になるので、ほかの学生と同時に卒業できる1年の休学を選択する人が多い傾向です。

しかし、9月に卒業することでほかの選択肢が生まれます。

一般的な新卒入社の時期である4月までの時間で、留学をしたり、世界を旅したり、資格取得などの勉強に費やしたりと、別のことに挑戦することが可能です。

ちなみに筆者である私も、半年間休学して海外でボランティアをし、9月に卒業しました。

このように、視野を広げてみてみると、9月に卒業すること自体は決して珍しいことではありません。

 

1年

1年間の休学は、最も人気のある期間です。

学年が1年だけおりることになるので、履修も複雑にならず、ほかの学生と一緒に3月に卒業できるというメリットがあります。

ただし、1年という長期間の休学だと、1年間のなかで「中だるみ」の時期が来るケースも少なくありません。

1年間休学する目的を明確にしつつ、貴重な休学期間を無駄なく過ごす意識が大切です。

 

自分がやりたいことを半年〜1年間できるのは「大学休学」のみ

休学を使って自分のやりたいことを実践できるのは、大学生の特権です。

大学を卒業すると、どうしても自由な時間が取りにくくなります。

 

社会人になると長期休みが取れない

社会人になると、基本的にはまとまった休み期間が取りづらく、自分のやりたいことに費やせる時間が圧倒的に少なくなります。

もし半年〜1年ほど留学したり、旅をしたりするとなれば、一度退職をしなければなりません。

 

学生のうちは背負うものが少ない

学生のうちは背負うものが少ないという点も最大の魅力です。

社会人になると、仕事やキャリア、お金、将来への心配など、さまざまな不安を抱えることになります。

特に社会人の悩みで多い「仕事」に関する点だと、休職期間に周りに迷惑をかけてしまう不安、退職した場合は次の転職活動に対する不安と、さまざまな問題があります。

しかし大学生なら、大学に籍を置きつつ一定の期間を休める「休学」があるので、休学後に帰ってこれる場所=大学も確保されています。

また、休学中は課される課題・テストなどもないため、心に余裕を持ってやりたいことに集中できるでしょう。

「背負うものが少ない」というだけで、選択肢や行動範囲がぐんと広がります。

 

【参考記事】:大学休学のメリットは「武器」が身につくこと!メリット・デメリットを把握して休学しよう

 

大学を休学してできること5選

大学休学中にできることは、本人の自由です。

以下、休学を有意義に過ごすためにできること5選を紹介します。

1. 留学
2. ワーホリ
3. ITスキルの習得
4. 海外を旅する
5. 企業インターン

 

留学

大学での留学期間を有効活用したい・何か挑戦したいと考えているなら、「留学」がおすすめです。

留学のなかでも人気の語学留学では、これからの人生で持っていて損しない、語学力を習得できます。

就職活動に活かせることはもちろん、その後のビジネスで武器にできたり、異なる国の人々と気軽に交流できたりと、人生の選択肢も広がります。

また休学をして留学するのであれば、自由に留学先や期間を選べるため、自分の希望に合った留学先に渡航できるでしょう。

大学生という期間は、人生のなかで英語を伸ばす絶好のチャンスです。

英語力を伸ばすには、ある程度の長期間で留学に行き、英語に触れる機会を増やすことが重要です。

休学中は、大学での学業のことを一切気にせず留学に集中できるので、語学力向上の環境としてもぴったりでしょう。

 

【参考記事】:大学を休学して留学する「休学留学」のメリット・デメリットと状況別オススメ!

 

海外に行ったことがないとか、英語力に自信がない、費用を抑えたい方などの留学先としておすすめしたいのが、南国に位置する「フィジー」です。

フィジー留学であれば、世界一フレンドリーなフィジー人先生からの楽しい授業や、学校外でもフレンドリーな現地の人たちとのおしゃべりで実践的な英語力を向上させることができます。

また、アメリカやイギリスといった留学定番国と比べても約3分の1の費用で行けるのもポイント。

日本とは環境の異なる途上国での生活体験は、精神的な強さも鍛えられ、人間的な成長も果たすことができます。

ぜひこれを機に、フィジーでの語学留学を検討してみてください。

≫フィジー留学について詳しく見てみる

 

ワーホリ

ワーキングホリデー(ワーホリ)とは、18〜30歳の青年を対象に、休暇や就労体験を目的にした入国・滞在を認める制度です。

ワーホリは基本的に1年間の滞在で、期間中にやることは自由。

就労体験以外にも「旅をしたい」「アルバイトしたい」「文化や自然に触れたい」といった自由な内容も、ワーホリでは実施できます。

ワーホリは英語のネイティブと同じ環境で働く機会が多く、英語を伸ばす環境としてもぴったりです。

【参考記事】:大学を休学してワーホリへ。費用〜メリット・デメリットを解説!

 

ITスキルの習得

ITスキルの習得に費やすのもよいでしょう。

現代はITと生活が深く結びついており、もはやITなしには私たちの生活が成り立ちません。

実際に今の日本では、IT人材が不足しており、ITに精通した人材の需要が非常に高いのです。

ITスキルの例

・プログラミング
・WEBデザイン
・WEBマーケティング
・動画編集

上記のようなスキルを身につければ、就職活動はもちろん、今後の人生における選択肢も広がります。

 

海外を旅する

休学期間を活用して、各国を転々と旅するのもおすすめです。

背負うものも少ない大学生が海外を旅すれば、 さまざまな文化や価値観に触れながら、貴重な体験ができるでしょう。

 

企業インターン

企業インターンは、インターン生として会社の社員と同等に仕事をする制度です。

企業インターンでは1年間の休学が多いですが、なかには2年以上休学してインターン生として活動している大学生もいます。

卒業後に社会に出ることを踏まえて、「先に社会人経験を積んでスキルアップしたい」という方におすすめです。

 

まとめ:大学休学の醍醐味は「自分のしたいことができること」

大学を休学する醍醐味は、抱えるものが少ないなかで、自分のやりたいことへ自由に挑戦できる点です。

大学生という特権を活用して新たなことに挑戦したい方は、ぜひ休学制度を活用してみてください。

休学期間を充実させるためにも、「休学中に何をするのか」という目的を明確に持つことが大切です。

休学したという選択を後悔しないためにも、休学期間の計画を入念に立てた上で、自分のやりたいことにどんどん挑戦するようにしましょう。

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