大学休学のメリットは「武器」が身につくこと!メリット・デメリットを把握して休学しよう
目次
大学を休学する3つのメリット
自分と向き合える
卒業後に自分は何をやりたいのか?何をして生きていきたいのか?
もしこのような疑問に答えを持っていない場合、 休学はその答えを見つける大きなチャンスです。
休学によって自由に使える時間が増えるため、徹底的に自分と向き合うことができます。
目標のための時間ができる
「自分の人生の意味を見つける」というのも目標の一つですが、たとえば「志望企業に就職したいのでTOEICのスコアを伸ばしたい」というのも素晴らしい目標です。
明確な目標がある場合、休学することによって年単位の長期間で目標にフルコミットできる時間を手に入れることができます。
就活で有利となる
休学期間を有意義なものとし、何か成果をあげることができたら就活の際にアピールポイントとなります。
採用を行う企業にとって、休学によって1年以上多く大学生活を送ったこと自体は悪印象とはなりません。
企業が新卒採用の際に重視しているのは、休学期間を含む大学生活で得た学びや経験、具体的な活動内容です。
・なぜ休学をしたのか?その目的は?
・休学中にどのような目標設定をして、どのように行動し、成果を出したのか?
・休学期間中に経験した学びや成長
これらに明確に、自信を持って答えることができるなら、 むしろ企業からは「自分の頭で考え、自己責任で行動できる人間」と好印象を持たれることができるでしょう。
大学を休学する3つのデメリット
休学費用がかかる
大学を休学する場合、公立大学の場合お金はかかりませんが、私立大学の場合「在籍費用」として数万円が必要だったり一部の私立大学は学費の免除も無かったりします。
また実家を離れて、遠方で一人暮らしなどをされている場合もアパートの退去費用などでさらにお金がかかるでしょう。
目的のない休学は意味がない
目的なく休学しても、ただダラダラと過ごして時間を無駄にしてしまいます。
・なぜ休学をするのか?
・その目標を達成するために何をするのか?
・なにをどのようなスケジュールでどう行うのか?
意味のある休学とするためには、 目標を定めてそれに向かって自分で行動していく自立心・自己管理能力が必要となります。
何もしないと就活で不利になる
必ずしも就活のために休学する人ばかりではないと思います。
しかし休学明けに就活を予定している場合、就活時に必ず以下の質問を受けることになるでしょう。
「なぜ休学したのか?」
「休学によって何を経験し、何を成し、何を得たのか?」
1年という時間は、何かを行うには十分長い期間です。
これらの問いに漠然としか答えられないと就活時には悪印象となってしまいます。
それでも大学を休学するメリットは大きい
自分のやりたいことが整理できる
写真のような森の小道を歩いていると想像してみてください。
道の先がカーブになっている場合、とにかく前に歩いてみないと先の景色は見ることができませんよね。
人間の人生も同じで、とにかく前に進んでみないと見えない景色、経験できない景色ばかりです。
仮に卒業後に自分が何をしているのか想像できない、何をやったらいいのかも分からない。
そんな状況でも目の前の「自分の興味が湧くこと」をコツコツやって歩き続けることで景色は開けていけます。
休学は自分の興味と向き合って、自分自身を見つめなおす良い機会となるでしょう。
卒業後の進路や生き方をゆっくり考えられる
休学して学校外でなんらかの活動をすると、普段の学校生活では巡り合えない人たちや体験との出会いがあります。
自分の参考となりそうな生き方をしている人との出会い、逆に「こんな人にはなりたくないな」と思える反面教師との出会い。
「こんな考え方や発想があったのか!」と自分の考えの幅を広げてくれるような人や体験との出会いもあるでしょう。
自分の考えや視野が広まると、より広い選択肢から卒業後の進路や生き方を選択することができます。
目的意識を持って行動していると、1年という限られた時間とはいえ必ずなにかきっかけやヒントとの出会いがあると思います。
大学を休学して留学・海外インターンをする
留学:語学力を大きく伸ばすチャンス
それなりの語学力がある方であれば大学の制度を使っての交換留学や奨学金、文部科学省による「トビタテ!留学JAPAN」など、様々なルートでの留学が考えられます。
初心者の方の場合は語学学校への留学も検討できます。
英語の場合、目安として1年間英語圏の国で留学をすると、ネイティブスピーカーとの日常会話が80%まで理解できるようになると言われています。
休学して留学 ➡ 復学後に就活をする場合は、その成果を説明するためにたとえば英語だったらある程度の英語力の証明(TOEICのスコア等)ができる必要があるでしょう。
海外インターン:実務経験を積み、視野を広げるチャンス
海外で有給または無給で実務経験を積める海外インターンも、とても実りある体験とすることができます。
インターンは基本的にスタッフとして働きます。基本的に企業は、経験のない人材より経験のある人材が欲しいため、就活時にインターン経験をアピールポイントとすることもできます。
海外企業でインターンをしたい場合は高い語学力が必要となりますが、海外の日系企業がインターンを募集する際は、海外企業ほどの高い語学力を求められない場合もあるため情報を集めてみると良いと思います。
ただ海外インターンの経験を就活時のアピールポイントにできるのは、ご自身が「目的意識を持って、教えてもらう受け身ではなく、何かを吸収し学ぶために能動的にインターン業務に取り組んだ」場合です。
海外インターンの経験そのものはアピールポイントとはなりません。
海外インターンの経験によって「なぜその業務に就き、どんな目的意識を持って取り組み、何を学んでどのように成長したか」を説明できる必要があります。
インターンは「大学の延長」ではなく「仕事」としての覚悟を持って参加されると良いでしょう。
まとめ:休学最大のメリットは「武器」が身につくこと!
社会人になると大学生の時のようにまとまった自由な時間を持つためには、基本的には退職するしかありません。(休職は病気やケガの場合)
・自分は何をして生きていきたいのか?
・自分の人生の目的とは?
これらの疑問に答えを持っていると、軸がブレずに生きていくことができるのでとても楽です。
すべてを自己責任で判断することになる休学期間では自立精神や主体性も養われるでしょう。
休学によって、自分にとっての本当に実りある時間を過ごすことができたら、就活の際のアピールポイントともなるし、社会人になった後にも人生の指針となるような考え方・視点を身につけることができるでしょう。
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