社会人の留学!その後の転職(就職)はどうなる?不利なの?
社会人留学をするにあたって最も不安な点は、“その後”の転職先やキャリアではないでしょうか?
社会人の留学では、休職が認められるケースは少ないため、ほとんどの場合でこれまでのキャリアを手放し「退職」という選択を取らなければなりません。
留学後への不安から、以下のように考えている人も多いのではないでしょうか?
「留学すれば、その後の転職や就職で不利になるの?」
「わざわざリスクを負ってまで、留学に行くかどうか迷っている...」
そこで本記事では、社会人留学後の選択肢や、転職活動に与える影響について解説します。
社会人留学はリスクばかりであるように思えますが、近年、社会人留学生の数は年々増加しており、社会人を対象にした留学プランも増えています。
なぜ自分が留学に行きたいのかを考えつつ、本記事を参考にしてみてください。
目次
社会人が留学する場合、その後の道は?
社会人留学から帰国した後は、大きく分けて以下3つの道があります。
1.帰国後に転職活動をする
2.ワーキングホリデーに行く
3.フリーターになる
それでは1つずつ見ていきましょう。
帰国後に転職活動をする
帰国後に就職活動をするという道は、最も王道でしょう。
社会人留学では、多くの場合で会社を退職することになるため、新たな会社を探さなければなりません。
留学を通して得た英語力や専門スキルを活かし、留学前よりもさらにキャリアアップ・収入アップにつながる企業を探す人が多いようです。
しかし、留学を経験したからといって、必ず希望通りの転職先に就職できるとは限りません。
帰国後に転職活動をする場合は、ただ“英語が活かせる”という武器だけで勝負するのではなく、ほかに身につけた専門スキルや実績を強みに転職活動を進めるとよいでしょう。
ワーキングホリデーに行く
留学後に、ワーキングホリデー(ワーホリ)にも行くという選択肢もあります。
ワーホリとは、18〜30歳の青年を対象にした、休暇目的の入国・就労を認める制度です
最大1年間の滞在で、観光や旅行を楽しんだり、海外でのアルバイトや仕事をしたりと、さまざまな経験ができます。
ただし、ワーホリのビザは最大1年間であるため、ワーホリ後のキャリアや生活をどうするかは自分自身で決める必要があります。
フリーターになる
3つ目は、定職につかずフリーターになるという道です。
非正規雇用・不安定という社会的なイメージがありますが、転職を急がない場合はフリーターとしてアルバイトをしたり、並行して就職活動を行ったりして過ごすのも1つの手段です。
また、留学経験やスキルを活かして独立し、フリーランスとして働いている人もいます。
【参考記事】:仕事を辞めて留学はアリ?留学するまでの手順も徹底解説
社会人留学の後の転職活動は厳しい?【多少は不利】
社会人留学をする上で最も気になるのは、帰国後の転職活動への影響でしょう。
結論から言うと、正社員としてキャリアを続けてきた人と比べると、やはり多少は不利になります。
しかし 留学を評価しない企業もある一方、留学経験や留学を通して身につけたスキルを高く評価してくれる企業もあります。
そのため、一概には留学後の就職は厳しい・不利であるとは言えないでしょう。
留学=ブランクと捉える企業もある
一部の企業では「留学=ブランク」と捉えるところもあります。
特に短期留学の場合、期待以上の語学習得・スキルアップにつながらないことも考えられるため、ただの休暇と捉えられてしまうケースもあるでしょう。
このように、留学経験が評価されない場合もあることを覚えておいてください。
留学での活動を評価してくれる企業はある
一方で、留学先での活動を評価し、積極的に採用へ踏み出してくれる企業もあります!
留学を通じて、高いレベルの言語スキルや専門スキルを習得していたら、その能力を評価して、会社の即戦力人材として採用するでしょう。
このように、企業によって留学経験を1つの強みとして評価してくれるところもあります。
社会人の留学は「その後」を気にするより、自分が何をしたいかが重要
留学の“その後”を心配する方も多いですが、留学に挑戦するにあたって重要なのは「自分が何をしたいか」です。
社会人留学に挑戦する上で、以下3つのポイントを把握しておいてください。
- 「その後」を気にして後悔しないほうがよい
- 留学の目的を常に心に留める
- 将来に備えて「個人で稼ぐ力」も身につけるべき
「その後」を気にして後悔しないほうがよい
「今の職場では安定して給料をもらえるし、留学というリスクのある道をわざわざ選ぶ必要あるのか...」
このように考えている方も多いのではないでしょうか?
しかし、留学後の就職や生活を気にして留学しないと決めてしまうのは、非常にもったいないでしょう。
社会人留学のリスクや苦労をまずは知った上で、“今の自分が後悔しない道”へ進むことを強くおすすめします!
留学の目的を常に心に留める
社会人留学はリスクや難しさがあるからこそ「勢い」だけで踏み出してしまうのはNGです!
留学中に何をして、どのようなスキルを身につけたいのかという「留学の目的」を定め、その目的を常に心に留めて過ごすようにしてください。
特に社会人留学では、英語力だけではなく、専門的な資格や知識なども求められます。
そのため、「留学すれば何か見つかるだろう!」という考えで決断するのではなく、将来を見据えた留学計画を立てることを意識してください。
将来に備えて「個人で稼ぐ力」も身につけるべき
留学後の仕事やキャリアを踏まえ、個人で稼ぐ力も身につけるべきでしょう。
近年、終身雇用の崩壊やコロナ禍による雇用不安によって、今やただ会社に属しているだけでは安定とは言えません!
もし個人で稼ぐ力が身についていれば、留学後の転職・就職に頼らずとも、ある程度の収入を保つことができるでしょう。
フィジーでの語学留学は将来を考え直すきっかけになる
まだ留学プラン・国を具体的に決めていない方は、ぜひ世界幸福度No.1である「フィジー」へ留学を検討してみてください!
公用語を英語としているフィジーでは、英語習得にぴったりの環境という良さだけでなく、日本とは全く異なる文化や生活習慣を体験できます。
また、他国と比較しても圧倒的に安い費用で留学できる点も特徴です。
ここでは、社会人がフィジーに留学する魅力を2つ紹介します。
「日本の当たり前」がフィジーにはない
フィジーは開発途上国の1つです。
そのため、近くのスーパーマーケットで手に入る物資を比較しても、先進国の日本と同じように生活することはできません。
しかし、 日本での当たり前を見直し、新たな生活スタイルを体験することは、自分の人生において貴重な経験になるでしょう。
働き方・生き方が全く違う
フィジーの人々は、日本人と働き方・生き方が全く異なります。
「ケレケレ」というお互いを助け合う文化や、「カヴァ」というみんなが輪になって平等に楽しむ文化など、日本にはない考え方を目の当たりにするでしょう。
さらにフィジーは、現地の人がみんなフレンドリーで、ウェルカムな姿勢で迎え入れてくれるため、英語を話す機会に困りません。
留学先でたくさん英語を使い、英語を伸ばしたい人にもおすすめです。
まとめ:帰国後の転職よりも自分の意思を大切にするべき
今回は、社会人留学のリスクや転職活動に与える影響について解説しました。
紹介した通り、ただ留学の経験があるというだけでは、その後の就職にうまく活かせない可能性があります。
そのため、留学前にはきちんと留学の目的を定め、その目的を常に心に持ちながら留学の期間を過ごす必要があるでしょう。
しかし、帰国後の不安を理由に留学を諦めてしまうのは、非常にもったいないことです。
「将来への不安な気持ち」や「周りから留学について否定的な意見を言われる」という理由に流されることなく、ぜひ自分の意思を大切にしてください。
強い意思を持ち留学に行けば、転職やキャリアに活かせるだけでなく、自分の人生において貴重な財産となるでしょう。
日本とは全く異なる文化を持つフィジーでは、ただの語学留学だけでは終わらせない数多くの魅力があります。ぜひこれを機にフィジー留学を検討してみてくださいね。