コロナで今後の留学に行ける?各国の感染症危険情報まとめ

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新型コロナウイルスの感染拡大以降、世界中の感染症危険情報が発出され、全ての国がレベル3(渡航は止めてください(渡航中止勧告))となりました。

しかし、2020年10月30日に感染状況が落ち着きつつある一部の国や地域に対しては、レベル3からレベル2(不要不急の渡航は止めてください)へと引き下げられました。

今回の記事では依然として新型コロナウイルスが世界中で感染が拡大している中、2020年11月現在発出されている各国の感染症危険レベルについて紹介します。今後も状況によっては感染症危険レベルの引き上げや引き下げが行われるため、最新の情報に基づき各国への留学の判断をしてください。

感染症危険情報とは?

感染者危険情報

新型インフルエンザ等危険度の高い感染症に関し、渡航・滞在にあたって特に注意が必要と考えられる国・地域について発出される海外安全情報                      引用:外務省 海外安全ホームページ

発出の目安

発生している危険度の高い感染症に対する世界保健機関(WHO)等の国際機関の対応や発生国・地域での流行状況などを総合的に鑑みて発出

感染症危険情報レベル

4段階のレベルごとの発出となります。それぞれのレベルは異なる意味を持ち、レベルの数字が上がるにつれて海外渡航への警戒度が上がります。

 
感染症危険情報に関する注意事項

・感染症危険情報自体に海外への渡航や滞在を制限するような強制力はありません。感染症危険情報を参考に渡航・滞在の適切な判断をしてください。 ・感染症危険情報が発出されていない国や地域であっても安全とは限りません。世界には日本で流行していない様々な感染症が存在しており、感染症の発生時期・流行の規模・感染拡大の速度の予測に関しては大変困難です。そのため、事前に現地の情報を収集し、現地でしっかりとした対策をとってください。

各国に対する感染症危険情報の発出

新型コロナウイルスの世界中への感染拡大に伴い、現在すべての国と地域に対してレベル2もしくはレベル3が発出されています。 外務省により発表されている各国に対する感染症危険情報は以下の通りです。
※2020年11月11日現在時点

感染症危険情報レベル引き下げ・引き上げ対象国と水際措置等手続の変更 2020年10月30日発表

2020年11月に入り、世界各地でコロナ第二波・第三波の危機に直面しています。
未だ収束の見込みが立っておらず、警戒が必要な状況が続いています。

しかし、感染状況が改善されつつある国や地域もあり、2020年10月30日に外務省は各国・各地域の感染状況、移動制限の緩和・経済回復に向けたビジネスニーズ等を総合的に鑑みた結果、9か国・地域に関して発出している感染症危険情報レベルをレベル3からレベル2に引き下げると発表しました。

感染症危険情報レベル引き下げ・引き上げ対象国

水際措置の変更

2020年11月1日以降変更

感染症危険情報レベル引き下げ対象国

1 当該地域からの帰国・入国の場合

 

新型コロナウイルス感染症の検査

 →国籍にかかわらず、不要(日本国籍者も対象)

2 外国人の日本への新規入国・再入国の場合

 

出国前72時間以内に受けた新型コロナウイルス感染症の検査証明の提出

→原則不要(ビジネストラック及び日本在住ビジネスパーソンの短期出張スキーム利用者を除く)

 

ビジネストラック(主に短期出張者用)

・・・例外的に相手国または本邦への入国が認められ、「本邦活動計画書」の提出等の更なる条件の下、相手国または本邦入国後の14日間の自宅等待機期間中も、行動範囲を限定した形でビジネス活動が可能となる(行動制限が一部緩和される)スキームのこと

3 ビジネストラック利用者の場合

・出発国において出国前72時間以内に新型コロナウイルス感染症の検査を受け、医療機関から「陰性」であることを証明する検査証明を取得し、日本入国時に、ビジネストラック誓約書と併せて、検疫官に提出する義務有り

(例外)日本居住者かつ渡航先での滞在期間が7日以内の方

→当該検査証明の取得に代えて、日本帰国後に医療機関等で検査(自費)を受けることが認められる(医師による「陰性」の判定を得るまでは自宅等で待機することが必要)

・日本入国時の空港での新型コロナウイルス感染症の検査

→原則不要

 

感染症危険情報レベル引き上げ対象国

1 日本人含む全ての日本入国者が空港での新型コロナウイルス感染症検査の対象となる

2 当該国から入国する外国人については原則入国拒否

3 特段の事情により入国、再入国する場合(日本国籍者は対象外)

出国前72時間以内に受けた新型コロナウイルス感染症の検査証明の提出義務有り

感染症危険情報の変更に伴う水際措置等手続きの変更に関する詳細はこちら

英語圏主要留学先の受け入れ状況

2020年10月30日現在、外務省が全ての国・地域に対してレベル2以上の感染危険情報を発出していますが、主に留学先の入国受け入れ状況次第で留学へと行けるかどうかは決定されます。

ここでは、現時点での英語圏の主要留学先の受け入れ状況を紹介します。 ※各国の対応についての最新情報は外務省ホームページで日々更新されています。

アメリカ

新型コロナウイルス感染状況

感染者数:7,341,406人 死亡者数:208,433人

入国規制

現時点では感染者数が増えつつありますが、外国人(日本人含む)に対する入国制限は行われておりません。しかし、入国後14日間の自主隔離が必要であり、州間の移動が制限されています。

留学

入国規制がされておらず、学生ビザの申請が再開したため、留学することは可能です。しかし、渡航後の滞在先となる主要ホテルが相次いで閉鎖しており、滞在先の確保が難しい状況です。また、アメリカ政府の旅行制限に伴い、日本とアメリカを結ぶ航空会社の減便や運休が増加しています。

イギリス

新型コロナウイルス感染状況

感染者数:1,340,000人 死亡者数:51,766人

入国規制

現時点では外国人(日本人含む)に対する入国制限は行われておりません。日本からの渡航者に関しては自主隔離も不要であり、通常通りの生活を送ることができます。

留学

入国規制がされておらず、通常通りビザが発給されているため、留学することは可能です。しかし、ヨーロッパを中心に再拡大の傾向があり、都市ロックダウンや厳しい入国規制を敷く可能性があります。

オーストラリア

新型コロナウイルス感染状況

感染者数:27,725人  死亡者数:907人

入国規制

入国可能対象者

・オーストラリアの国籍・永住権を有する者

・オーストラリアの国籍・永住権を有する者の直近の家族

・オーストラリア在住のニュージーランド人

・ニュージーランドからの渡航者

以上の入国可能な方を除く全ての者の入国が禁止されています。(個別事情に基づく例外あり)

留学

日本人の入国が原則禁止となっているため、新規留学は非常に難しい状況にあります。

ニュージーランド

 

新型コロナウイルス感染状況

感染者数:2001人  死亡者数:25人

入国規制

 

入国可能対象者

・ニュージーランド国民

・ニュージーランド永住権所持者

・有効な渡航条件を有するニュージーランド居住権所持者

・ニュージーランド国民、ニュージーランド永住権所持者、有効な渡航条件を有するニュー ジーランド居住権所持者の家族

 

原則、飛行機・船舶による外国人の入国は禁止されています。

 

留学

日本人の入国が原則禁止となっているため、オーストラリア同様に新規留学は非常に難しい状況にあります。

フィジー

 

新型コロナウイルス感染状況

 

感染者数:35人  死亡者数:2人

 

入国規制

入国可能対象者

・フィジーの国籍もしくは在留資格を有している人

・フィジー国政府より特例で入国が認められた人

(フリーバードでの留学者はこちらに該当します)

 

海外からの入国者はナンディ国際空港またはデナラウ・マリーナに限定され、入国者は全員検疫と隔離に従わなくてはいけません。

 

留学

日本人の入国が原則禁止となっているため、通常通りの留学は難しい状況にあります。しかし、多くの留学生を輩出してきたフリーバードがフィジー国政府より留学生の入国許可を取得し、年内からフィジー留学を再開する見通しです。

詳細は以下のバナーのページから確認してみてください!

※各国の入国規制は現時点での情報であり、日々更新されます。

まとめ

新型コロナウイルスの感染状況によっては、感染危険情報のレベル引き下げや引き上げ、各国の入国規制の緩和や強化が行われます。情報は日々更新されており、最新の情報に注目をし続けてください。 新型コロナウイルスが一刻も早く終息し、今まで通りの当たり前の日々が戻ってくることを信じましょう。私もいつの日かまた自由に海外渡航ができる日を楽しみにしています。

 

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