社会人の留学にかかる費用を国ごとに解説!お金がない社会人の選択肢は?
「自分のキャリアを見つめ直したい」
「転職やビジネスで使える英語を身につけたい」
などのさまざまな理由で、社会人での留学を検討している方もいるでしょう。
しかし、留学をする上で「費用」を心配している方も少なくありません。
留学するにあたって、実際にどれくらいの費用がかかるのか正しく把握しておく必要があるでしょう。
そこで本記事では、国別で社会人の留学にかかる費用、お金がない社会人におすすめしたい具体的な留学プランを紹介します。
留学の費用で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
社会人が留学を「費用で諦める」のはもったいない
第一に、費用が原因で留学を諦めてしまうのは非常にもったいないでしょう。
費用をカバーする手段は数多くあるので、ぜひ留学を前向きに検討してみてください。
人生はたった1度しかない
大前提として、人生はたった1度しかありません!
「費用が高いな。どうしよう...」なんて迷っていると、貴重な時間がどんどん過ぎてしまい、チャンスを逃してしまいます。
しかし、海外留学には年齢制限がなく、誰でも挑戦可能です!
「今日が人生で一番若い日」という言葉もある通り、ぜひ一番若い今の自分で行動を起こしてみてください。
奨学金を借りられる可能性もある
留学をするにあたって、 奨学金を借りて費用負担を減らす方法もあります。
奨学金とは「海外で勉強したいけどお金がない」といった人に対して支援を行う制度で、学生だけでなく社会人であっても利用可能です。
しかし、社会人を対象にした奨学金は限られており、学歴・英語力などの条件や選考も厳しいので、事前に確認が必要でしょう。
社会人留学で利用できる奨学金については、以下の記事で紹介しています。
※参考記事:社会人が留学で使える奨学金4選!教育ローンとの違いも解説
ワーホリに行く選択肢もある
留学ではなく、ワーキングホリデー(ワーホリ)に行く選択肢もあります。
ワーホリとは、18〜30歳の青年を対象にした、海外での就業に挑戦しながら休暇を楽しめる制度です。
約1年間滞在でき、現地の人と同じように働いたり旅行したりと、さまざまな経験ができます。
「留学後にワーホリをする」などのプランも自由に組めるので、費用が少なく済むワーホリも検討してみるとよいでしょう。
社会人の留学にかかる費用【国&種類ごと】
社会人の留学でかかる費用を、大学・大学院留学、語学留学、専門留学の種類別で紹介します!
今回紹介するのは、以下の国における留学費用です。
・アメリカ
・カナダ
・オーストラリア
・イギリス
・フィジー
※紹介する留学費用は、授業料・滞在費・生活費を合計した目安金額を掲載しています。
アメリカ
世界経済の中心であるアメリカは、世界中の学生から人気の留学先です。
しかし、アメリカは物価が高いため、留学費用は決して安いとは言えません。
留学の種類 | 1ヶ月 | 半年 | 1年 |
大学・大学院留学 | ー | 130~200万円 | 200~500万円 |
語学留学 | 30~50万円 | 120~200万円 | 250~400万円 |
専門留学 | ー | ー | 250~400万円 |
カナダ
大自然に恵まれているカナダは、アジア系の移民も多く、多様な文化が入り混じっています。
カナダは、アメリカと比べてやや留学費用が安いのが特徴です。
留学の種類 | 1ヶ月 | 半年 | 1年 |
大学・大学院留学 | ー | 120~150万円 | 240~400万円 |
語学留学 | 30~50万円 | 110~140万円 | 180~300万円 |
専門留学 | ー | ー | 240~300万円 |
オーストラリア
オーストラリアは、日本人留学生から人気の高い国です。
気候が温暖で過ごしやすく、大自然にも恵まれています。
留学の種類 | 1ヶ月 | 半年 | 1年 |
大学・大学院留学 | ー | 150~200万円 | 300~400万円 |
語学留学 | 30~50万円 | 110~140万円 | 180~300万円 |
専門留学 | ー | ー | 200~400万円 |
イギリス
ヨーロッパのなかでも人気なイギリスは、歴史的な建造物・芸術と最先端のトレンドが融合した街です。
留学費用や物価は、ほかの国と比べて高い傾向があります。
留学の種類 | 1ヶ月 | 半年 | 1年 |
大学・大学院留学 | ー | 150~200万円 | 300~500万円 |
語学留学 | 40~60万円 | 150~200万円 | 300~400万円 |
専門留学 | ー | ー | 200万円〜 |
フィジー【最安値】
南国に位置するフィジーは“世界一幸せな国”と言われており、国民性がフレンドリーで話しやすいのが特徴です。
フィジーはほかの国と比べて物価が安く、留学費用を圧倒的に抑えられます。
留学の種類 | 1ヶ月 | 半年 | 1年 |
語学留学 | 9〜15万円 | 52〜77万円 | 95〜143万円 |
※大学・大学院留、専門留学はありません。
31歳以下の社会人におすすめできる留学プラン
ここでは具体的に、31歳以下の社会人におすすめしたい留学プランを紹介します。
ステップ①:
留学費用が格安の国へ行く
ステップ②:
数ヶ月〜半年の間で英語を学ぶ
ステップ③:
ワーキングホリデーへ行く
それでは詳しく見ていきましょう。
ステップ①:留学費用が格安の国へ行く
まずは、留学費用が格安の国に留学に行きましょう。
費用の安い留学先であれば、費用の心配をすることなく留学を満喫できます。
留学費用の安い代表的な国は、以下の通りです。
・フィジー
・フィリピン
・マルタ
特にフィジーは、英語に自信のない人に対しても徹底してフォローしており、誰もが挑戦しやすいのが特徴です。
学校外でも英語で日常会話できるチャンスに恵まれているので、英語を使える環境にどっぷり浸かりたい人におすすめです。
※参考記事:【2021年版】留学費用が安い国を厳選して紹介!格安で行く方法も解説
ステップ②:数ヶ月〜半年の間で英語を学ぶ
続いては数ヶ月〜半年の間、留学先での英語学習に集中しましょう。
留学先での授業に集中して取り組み、さらに自ら英語を話す機会を増やしていけば、短い期間でも確実に英語力は向上します!
ステップ③:ワーキングホリデーへ行く
数ヶ月〜半年の留学を経て英語力を身につけたら、ワーキングホリデーに行きましょう。
途中で留学からワーホリへ切り替えることで、費用を抑えられることはもちろん、海外で働くという貴重な経験ができます。
また、英語力を上げてからワーホリに行くことで、ワーホリ先でのさらなる挑戦・スキルアップにつながるでしょう。
お金がない社会人は留学費用をなるべくおさえるべき
できるだけ費用の負担を減らした上で、留学に行くことを検討してみてください。
留学中にお金のことで悩むのはストレス
留学中にお金のことで悩むのは、あなたにとって大きなストレスになります。
留学中いつも節約のことを考えてしまったり、帰国後に使えるお金を想像してしまったりと、せっかくの留学に集中できません。
帰国後の生活に余裕がなくなる
留学は、留学中の生活が充実していればOKという訳ではありません。
「留学の経験を、帰国後のキャリアや生活にどう活かすのか」が何より重要です。
帰国後に経済的にも・精神的にも余裕がなくなってしまわないよう、費用面で無理をしないように心がけてください。
まとめ:社会人の留学なら費用の安い「フィジー」へ!
費用を抑えたい社会人には、「フィジー」での留学がおすすめです!
フィジーであれば、アメリカやイギリス留学の3分の1の費用で済むので、費用負担を圧倒的に抑えられます。
また、フィジー留学の良さは費用の安さだけではありません!
・自分のレベルに合った授業を受けて、確実に英語力を伸ばせる
・現地の人がフレンドリーだから、気軽に実践的な英語を話す機会がたくさんある
・「英語を間違って話してしまう」恥ずかしさを打ち壊すことにフォーカスした授業で、間違いも楽しんで英語を勉強できる
・南国だからこその観光・遊びも満喫できる
「お金がないから留学は難しいかも...」と考えている社会人の皆さんも、ぜひフィジーでの留学を前向きに検討してみてください。