留学を成功させたい方必見!海外在住経験者が教えるフィジーでの語学留学を成功させる秘訣
こんにちは。学生インターン中のユウタです。後にも詳しく述べますが、過去に海外で長期在住経験があり、タイに2年間、アメリカに4年間在住していました。
フィジーで語学留学を予定される方のほとんどが英語を学びたい意欲のある英語を話すことができない方ではないでしょうか。そして、フィジーに語学留学をする際に自分の英語力に自信がないけど大丈夫かな?と不安に思っている方も多くいると思います。
それに対する答えとしては、フィジーでの語学留学も最初は英語を話せなくても充実した時間を過ごすことができ、留学の最後には英語が上達した、留学に行ってよかったと思えるようになります!
今回の記事では、私が英語が全く話すことができない状態でアメリカへ行き、英語が話せるようになるにあたって学んだことを紹介し、皆様のフィジーでの新しい挑戦をより充実したものとなれるようにできたらと思います。
目次
海外在住経歴と当時の英語レベル
フィジーでの語学留学を成功させる秘訣を述べる前に私の経歴について少し触れたいと思います。
海外在住経歴
0歳〜2歳 タイ(バンコク)
7歳〜11歳 アメリカ合衆国(カリフォルニア州ロスアンゼルス)
私はタイで生まれ、物心がつく前に日本へ行きました。そして、2回目の海外在住がアメリカであり、日本とは全く違う環境の中で4年間現地校と日本人学校に通いながら生活をしていました。言語の面、食事の面で多く苦労することはありましたが、充実した海外生活を送ることができました。
当時の英語レベルの推移
海外在住経歴にも書いた通り、私は小学校2年生の時に父の仕事の都合で日本からアメリカへ行きました。突然の転勤であり、英会話教室に通う時間もないままアメリカへ行き、日本人のいない現地校のクラスに放り込まれました。
当時の英語レベルとしては、ABCもわからないほどのものであり、全く英語が話すことはできませんでした。学校では先生による全ての指示は英語、そして周りの生徒が話す言語も英語、街に出れば全ての会話や文字が英語であり、それら全て理解することができませんでした。学校ででた課題は英語で出されたものを日本語に訳し、日本語で書いたものを英語に訳して提出するなど最初の数ヶ月は時間をかけながらなんとか授業についていきました。
周りに支えられながら、苦しみながらも努力し続けた結果、小学校3年生の時には英語を問題なく話しながら友達とコミュニケーションを取ることができ、小学校4年生の時には日本から来た英語の話せない日本人の子の通訳を務めるまでに英語力を伸ばすことができました。
日本とは全く違う環境の中での生活を余儀なくされ、不安だらけのアメリカ生活のスタートでしたが、最後には何不自由なくアメリカ生活を終えることができました。
ハロウィンの様子。アメリカ人の友達と仲良く仮装しました。
英語は話せなくても大丈夫!自信と意欲が大事
暗いアメリカ生活から明るいアメリカ生活へ
アメリカに住み始めた当初、私は自分の英語力に自信がなく、相手から話しかけてくれるのを常に待っていました。自分が話しかけたとしても相手の応答に対して何も返すことのできない恐怖があったからです。結果として、私は誰とも話すことができず、今後生活していく上で欠かせない英語力を向上させることができない日々が続きました。
そこで私は状況を変えようと恐怖心を拭い捨てて積極的に友達・先生にジェスチャーを使いながら拙い英語で会話を試みました。休み時間の時は外国人が遊んでいるところに行き、指示がわからない時は手を挙げてわからないと先生に伝え、状況を好転させようとしました。
その結果、周りも私が言いたいことを理解しようとし、何か困っていることがある時にすぐに助けてくれるようになりました。一つ一つの意欲が先の暗かったアメリカでの生活を明るくしました。
私はこの経験から、言語が通じないことを恐れずに積極的に周りに話しかけることが重要であると思いました。
フィジーでの語学留学で重要なのは自分の英語力に自信を持ち、フィジーの現地の人に積極的に自ら話しかけることです。フィジーの人々は優しく、フレンドリーであるため、相手から話しかけられることも多いのですが、その時もこれまで学んできた英語を間違っていたとしても伝えようと努力することが大切です。英語に自信ないからと逃げて、同じ言語が話せる日本人と行動し続けることはもったいないことです。
現地の人との積極的な会話が英語の上達にもつながり、さらなる自分の自信へとつながります!
ジェスチャーを使いながらなんとか会話をし、英語を教えてくれた先生
何かしらの目標設定をし、変わろうと努力すること
行動を起こして変化をもたらす
留学中、ただ英語を上達したい、充実した留学生活にしたいと考えているだけではあっという間に何も残らないまま留学生活が終わってしまいます。重要なのは変わろうと努力し、自ら行動を起こして英語を上達させることです。
その行動を起こす上で重要なのは実現可能な目標設定をすることです。大きな目標を持ち続けることは大事ですが、同時に一日、一週間単位の小さな目標を作成し、目標を達成するごとにまた新たな目標を設定することが重要です。
例えば、大きな目標として「留学が終わるまでに現地の人と途切れることなく、英語でコミュニケーションを続けられるようになる」を掲げたとしましょう。その大きな目標を達成するにあたって、「明日の授業でAさんに英語で話しかける」といった実現できそうな小さな目標を設定することが大切です。この小さな目標は達成が困難なものであった場合は全く意味のないものとなるので、自分が必ず実現できる目標を設定しましょう。そして、Aさんに英語で話しかけることができた場合は「Aさんが言っていることを少し理解する」といった前日に設定し、達成した目標に関連しているかつ発展している目標を設定することが大事です。
このような小さな目標の積み重ねが大きな目標の達成へと向かうことになりますし、目標を設定することで現地の人と積極的に会話することにチャレンジすることにつながります。
ラグビーを変化のきっかけに
フィジーの場合であればラグビーが有名であるため、「ラグビーの練習に参加してみる」なども小さな目標としては実現しやすいものとなります。練習参加ができたら「ラグビーを通してチームメートとコミュニケーションをとる」といった目標を設定し、少しずつ目標を達成していきながら最終的に「現地のラグビーの試合で活躍する」といった目標を達成することでかけがえのない思い出をつくることができます。
留学中の心構え
フィジーの場合であればラグビーが有名であるため、「ラグビーの練習に参加してみる」なども小さな目標としては実現しやすいものとなります。練習参加ができたら「ラグビーを通してチームメートとコミュニケーションをとる」といった目標を設定し、少しずつ目標を達成していきながら最終的に「現地のラグビーの試合で活躍する」といった目標を達成することでかけがえのない思い出をつくることができます。
留学中の心構え
日本人のほとんどがシャイな性格であり、グループ意識が強いことから常に言語が通じる日本人と一緒に行動し、日本にいる時と変わらない人もいると思います。しかし、それでは英語を上達せずに留学を終えてしまいます。
英語を話すことができない自分を変わろうとする努力をすることが重要です。私も毎日休み時間に外国人と遊ぶといった目標を立てて、目標を達成するべく行動した結果、英語を話せるようになりました。自分次第でやりたいことやできることの幅も一気に広がり、充実した留学生活を送ることができるようになります。
英語が話せませんでしたが、日本人のいない現地のクラブチームに参加し、英語を上達させました。
恐れず、思ったことをはっきりと伝えること
自分の意思を伝えることの大切さ
私がアメリカで生活するにあたって最も重要であると感じたのは、恐れずに思ったことを他者にはっきりと伝えることです。これは簡単なことであると思われがちですが、言語や文化が違う国で自分の考えを他者に自信を持って伝えることは難しいです。
私が思いをはっきりと伝えようと努力することの大切さを学んだのは現地校に通い始めて1日目のことでした。英語の話せない私は何か先生が指示を出して周りが課題に取り組んでいるのにもかかわらず、何もすることができずただ席に座って過ごしていました。早く時間が過ぎて欲しい、状況が好転して欲しいなどと考えていましたが、状況は改善することはなく、授業の半分が過ぎてしまいました。
そこで私は自ら行動しないと何も変化が起きないと悟り、勇気を振り絞って先生に対して必死にジェスチャーを使って「 I don’t know」と訴えました。その時初めて先生は私が英語の話せない子で支援が必要な子であることを理解してくれました。その日以降、先生は私にアシスタントの先生をつけてくれ、なんとか授業についていける環境を整えてくれました。
このように自分が思っていること・考えていることを他者に伝えることで自分の状況が好転する可能性は大きくあります。日本人はシャイであり、周りに流されてしまう傾向があるので、その時に自分の意思を明確にもち、ジェスチャーを使いながらでも他者に伝えようとする努力をすることが大事です。そのことが自分の周囲の環境の改善につながり、英語力の向上にもつながります。
遠慮せずにホストファミリーに考えを伝えよう
これからフィジーで留学をするにあたり、ホームステイを経験することになると思います。その時に思ったことをホストファミリーに伝えないと不自由な生活を送り続けなくてはいけない可能性もあり、結果として後味の悪い留学となってしまいます。少し負担がかかってしまうことであっても、遠慮せずに自分が思っていることをはっきりとホストファミリーに伝えるようにしましょう。
先生の指示が全くわからない学校生活で始まり、最後は小学校を卒業することができました。
郷に行っては郷に従え!文化や食生活を理解すること
留学でフィジーに行く前と行った際に最初にやるべきことは、これから生活する場所の文化、食生活、習慣、マナーについて理解することです。当然、フィジーと日本は似ている点があれば、異なる点もあります。日本と同じ感覚で生活をしようとしても、難しいです。
食生活・食文化
私がアメリカへ行った際に特に困ったことはアメリカの食文化に慣れることでした。周りにはハンバーガーショップなどのカロリーの高いお店がほとんどで、飲み物のサイズも日本のサイズでL以上しかありませんでした。当時は日本食を食べられる場所もほとんどなく、食べられる料理も限られていました。
その中で私は、自分に合うように購入した商品の味付けを変えたり、周りの友達に健康かつ日本人に合いそうな料理(家の近くで販売されていたスパム寿司など)を教えてもらったりと食文化に慣れるよう努力しました。最初は苦労しましたが、最後は慣れるとともにアメリカの食生活を好むまでになりました。
留学で異なる食文化に触れることになるとは思いますが、最初は日本食に似た料理を食べながら少しずつ現地の料理に挑戦し、食べられる料理の幅を広げることをおすすめします。現地の人が教えてくれるおすすめの料理もほとんどが美味しいため、(たまに現地人しか食べられないものもありますが...)積極的に聞いて挑戦してみましょう。
文化・宗教
食生活以外にも現地の文化や宗教を理解することが大切です。これは留学行く前に調べて把握することができます。自分では間違ったことではないと思っても、現地の人からしてみればタブーの行動は多く存在し、結果的に周りから失望されてしまうこともあります。
私含め私の家族もアメリカの生活で現地の文化を理解していなかったがために周りから変な目で見られたことがありました。それはチップの文化です。アメリカではレストランでご飯食べた時にはお代とともにチップを支払わないといけません。(相場は総額の15%〜20%)私の家族はこのチップの文化を知らなかったがためにチップを支払わずにレストランを出ようとし、店員、そして周りのお客さんからは冷たい目線を向けられました。日本ではチップの文化がないと言ったところで通用はしません。
現地の文化を理解し、尊重した上で自分から適合していかないといけません。現地の文化や慣習を知っていた方がより現地の人と交流しやすくなりますし、生活に適合しやすくなります。渡航前に調べておき、自信を持ってフィジーに行きましょう。
家の周りはハンバーガーレストランがほとんどでした。
まとめ
アメリカでの最初の生活は不安だらけのものであり、ほとんど英語の環境の中で勉強することができるか心配でした。しかし、アメリカ生活を終わってみればアメリカへ行って大きく成長することができ、充実した4年間を過ごすことができました。
① 英語が話せないことを気にせず、積極的に周りに話しかける
② 小さい目標(毎日)と大きな目標を定め、達成できるように行動を自ら起こす
③ 思っていることを内に秘めず、はっきりと他者に伝えること
④ 現地の文化・慣習について理解し、生活に適合する準備をすること 留学も同様に最初は不安で大変なことが多くあると思います。しかし、私はこの記事で述べた4つのことを実行することで留学がより充実したものになると信じています。
他にも留学前にやっておくべきこと・知っておくべきことは多くあり、それは他の記事で紹介したいと思います。 素晴らしい留学の環境が整ったフィジーで必ず英語力を上達し、自信を持って楽しかったと言える留学生活にしてみませんか。
日本帰国直前のお別れパーティーの様子