短期留学は社会人に最適?失敗を防ぐには「目的と国選び」が肝心!
目次
社会人の短期留学では「目的と国選び」がカギ
自分の目的にあった渡航先を選ぶことは、ご自身の留学生活を充実させることにつながります。
キャリアアップしたい人向けの国
語学留学のみではキャリアと見なされないため、アメリカやカナダなどの大学での学位取得などが必要になるでしょう。
低予算でストイックにTOEICのスコアアップを目指したい人向けの国
マンツーマンレッスン&寮という座学に集中できる環境が整ったフィリピン留学はいかがでしょうか。
TOEICのスコアを伸ばすには座学が必要になるため、人によっては日本で学習する人もいるでしょう。
異文化に触れたい人向けの国
予算の許す限り、自分が興味のある行きたい国に行くのがベストです。
費用を抑えたい場合は、格安留学先として人気のマルタ・フィリピン・フィジーを渡航先として選ぶとよいでしょう。
のんびりとリフレッシュしたい人向けの国
海の近くでの留学はいかがでしょうか?
オーストラリアやアメリカ西海岸、もちろんフィジーもとてもおすすめです。
フィジーは他国と比べて物価も安いため、現地滞在費や観光費用なども抑えることができます。
英語をたくさん話したい人向けの国
マンツーマンレッスンか、グループレッスンという授業方式によって自分の好みで選んでもよいでしょう。
フィジーの場合はグループレッスンを採用しています。
グループレッスンのメリットは、
・人前で英語を話すことに慣れる
・英語力が自分と同じレベルのクラスメイトがいるためモチベーションが維持しやすく楽しい
「英語を話せるか、話せないか」は「正しい英語の話し方を知っているかどうか」ではなく、「人前で英語を話すことに実際に慣れているかどうか」だと筆者は思います。
こちらの記事の一番最後に、自転車の例でも説明させていただいているのでよかったらご参考ください。
>>短期留学の費用を期間・国ごとに比較!留学期間についても解説
またフィジーはフレンドリーな国民性があるため、現地の人と日常会話を楽しむ機会にも恵まれています。
私の場合、道をあるいていたらピクニックをしていたご家族に声をかけられ、そのまま昼食をご馳走になったこと等があります。
>>フィジー留学について詳しく見る
短期留学へ行く社会人は想像以上に多い
フィジー留学を取り扱っている弊社の場合ですが、留学生の職業の内訳は以下の通りです。
社会人の割合はフリーターを含めると38%になります。
社会人が短期留学する理由
フィジー留学でのざっくりとしたデータとはなりますが、主な理由は以下の通りです。
① 英語力を高めたい
② ワーキングホリデー前のブラッシュアップ
③ 次の就職まで休暇を兼ねて
④ 自分探し、自分磨き
⑤ 異文化体験のため、渡航国自体に興味を持って
英語力を高めたい
・ 海外旅行を楽しめる程度の英語力を身に付けたい
・ TOEICのスコアを伸ばしたい
・ 次のキャリアのために英語力を伸ばしたい
などの目標を達成するために短期留学される方がいらっしゃいます。
ワーキングホリデー前の準備として
ワーキングホリデーへ行く前のブラッシュアップとして語学留学される方もいます。
少し英語を話せる方、まったく英語が話せない方などレベルは様々。
フィジー留学の場合は、位置的に近いオーストラリアやニュージーランドにワーホリ予定の方々が多いです。
次の就職まで休暇を兼ねて
退職された後、ワーキングホリデーに行くわけではないが次の就職まで期間があるため、休暇を兼ねながらも生産的な時間を過ごしたい、という方々も短期留学されています。
自分探し、自分磨きのため
「海外を経験して視野を広げたい、新しい価値観や発見を体験したい。
だけど英語力に自信がない。。。」
という方が短期留学されるケースもあります。
異文化体験のため
留学先となる国の文化や環境に興味があって、その国に留学される場合もあります。
欧米文化に興味がある方はアメリカやイギリスなどに留学される事になるでしょう。
フィジーの場合は、「世界一幸せな国」や「海がキレイなリゾート地」という魅力に惹かれて来られます。
上記の理由がさまざまに織り交ざっている場合もある
・ ワーキングホリデー前に英語を上達させたいけど、渡航先での留学は費用が高い
・ 休暇も兼ねた留学だけど費用は抑えたい
などの理由から、実際にはさまざまな条件に折り合いをつけて留学先を選ばれています。
社会人が短期留学をするメリット
得るものは必ずある
海外に行くとどの国であれ「日本では絶対に体験できないこと」を経験することになります。
細かいところでいっても、スーパーで売っているものの違い、毎日の食べる物の違い、トイレ等日常週間の違い等々...
そして、たとえ滞在国のネガティブな面を体験したとしても
体験することがポジティブでもネガティブでも(自分の心持を工夫する必要はありますが)、日本で体験することができない経験をすることは、自分に新しい発見や成長をもたらします。
考え方・視野が広がる
新しい体験や発見をして自分の視野が広がると、それまでの考え方が変えられます。
留学先ではたとえ日本人同士であっても、普段会うことができない人たちと出会うことになります。
筆者の場合は、留学地でフォロワーが何万もいるインスタグラマーの方と出会いました。
彼女の写真撮影に同行させてもらうことで、写真の撮り方や写真に対する考え方、夢中に取り組む姿勢を見せもらい、大変良い大きな影響をいただきました。
「人生が変わるきっかけ」を作れる
現地の人であれクラスメイトであれ、日本での普段通りの生活では絶対に会うことが出来ない人たちと出会うことによって留学先で「人生が変わるきっかけ」を体験する人たちもいます。
たとえば、フィジーの場合は「フィジーマジック」といってパートナーを見つけられる方も多いです。。。
その他、
・ 自分が「何をしている時が人生を楽しめているか」に気が付くことができ、帰国後の生き方の指針を見つけた方
・ 世界一幸せな国フィジーで「人間の幸せとは何か」について深い気づきを得られた方
・ 留学経験が自信となって一人で海外旅行に行けるようになった方
などに筆者はお会いしてきました。
社会人が短期留学するデメリット
キャリアにブランクができる
退職して語学留学する場合、一般的に「語学留学」の経験は再就職時の評価とはなりません。
キャリアとして評価してもらいたい場合は具体的な結果を提示する必要があります。
たとえば、「TOEIC何点です」とか「〇〇大学で〇〇学位を取りました」等。
筆者の経験上ですが日本の企業の場合、会社にもよりますが「海外経験」自体を評価してくれる会社は少ない、と思います。
しかし、語学留学でキャリアにブランクができたとしても、評価されうる結果を提示することで転職時のプラス材料とすることはできるかと思います。
海外の環境に馴染むのが大変
日本以外の環境では絶対に生活できない、という方もいます。
「海外にまったく興味がない」という方に筆者は会ったことがありますが、その方は「食べ物が絶対に合わないから」と言っていました。
環境が合わなければ、せっかくの留学生活も身に入らないし、楽しめません。
渡航後の生活に不安がある場合は、留学を決める前にその国について、しっかりとした情報を集めるとよいでしょう。
英語の壁に苦労する
短期留学の場合、英語力の上達が実感できず「思ったより英語が理解できない・伸びない」ことで悩まれる場合もあるようです。
短期留学で思ったような成果が出ていないと感じても、帰国前後で比べるとなにかしらの変化は生まれていると思います。
まったくの英語初心者であれば少しでも英語で会話できたこと、初級~中級であれば自分の伸ばすべき点を発見できた等。
語学留学で体験することになる出来事の数々は、帰国後の英語学習のモチベーションとなるでしょう。
短期留学で社会人が失敗するパターン
日本と比較して不満を抱えてしまう
日本は安全面や清潔さといった面でとても高水準であるため、日本の良いところと渡航先の日本レベルでないところを比較してしまって不満を抱えてしまうケースがあります。
特に治安に関しては、日本は世界でもっとも安全な国の一つで、異常といえるレベルです。
海外においては、日本と同じ感覚で行動してしまうとトラブルに巻き込まれることがあります。
たとえば飲食店で財布やバッグ、スマホを置いたまま席に離れてしまうと、席に戻ってきたときには無くなっているのが世界的には普通です。
慣れない環境で頑張ることとなる留学先ではホームシックになることもあるかもしれません。
しかし渡航国と日本とを比べることで不満を抱えない過ぎないためには、日本と海外では状況・常識が違うことをしっかり理解する必要があります。
留学は英語だけでなく、日本と海外との違いを学ぶ機会と考えることもできるでしょう。
留学先の学校以外で英語を話す機会が作れない
最初は何もかもが不安なため、留学先に日本人学生がいる場合、どうしても日本人同士で固まってしまうことに終始してしまう場合があります。
この場合、学校以外の時間は日本語を使って過ごすこととなってしまい、学校で習った英語を実践する機会が少なくなってしまいます。
もちろん海外初心者であればある程度、日本人同士で行動する必要もあると思います。
また「海外で留学」することを挑戦しただけで素晴らしいし、実りも必ずあります。
しかし、可能であれば「海外に行く」という挑戦をしたのと同じように、少しだけでも日本人同士の快適な環境を抜け出して、積極的に現地の人たちと交流するなどのチャレンジをすると、より留学生活を実り多くすることができると思います。
留学目的が不明瞭のため環境に流されてしまう
「留学をする目的」が明確であるほど、効果的に留学期間を過ごすことができます。
逆に明確な目的を持っていないと、留学先で周囲の環境に流されて「なんとなく」留学生活を過ごしてしまう場合もあります。
もちろん「なんとなく」でも日本では経験できない体験、普段と違う行動をすることになるので実りや成長は必ずあると思います。
しかし留学目的が明確であると、留学効果を上げるだけでなく、留学前の渡航先選びにも役立たせることができます。
自分に合った留学先を選ぶことで、留学生活をより充実させることができるでしょう。
まとめ:安い費用での短期留学ならフィジー留学
フィジー留学は以下のような方々におすすめできます。
① できる限り留学費用を抑えたい
② 人前で英語を話すことに慣れたい
③ 自分と英語力が同じレベルのクラスメイトと励まし合いながら楽しく学びたい
④ 勉強の合間にリゾートでリフレッシュもしてみたい
⑤ 「世界一幸せな国」と言われる異次元のフレンドリーさを経験してみたい
もちろん留学目的や予算によっては別の国のほうが良い可能性もあります。
ぜひ事前にしっかりとご自身の留学目的・ご予算を明確にした上で滞在国を選んでいただき、最大限実りの多い、充実した留学生活を過ごしていただけたら幸いです!