【ワーキングホリデーが初めての人向け】各国での費用やメリット・デメリットを徹底解説
ワーキングホリデーに行こうと思った時、まずは行きたい国を選びます。
しかしそこで気になるのは、かかる費用やその国で留学するメリット・デメリット。
そこで今回は、ワーキングホリデーで人気の4カ国に留学する費用や、各国でワーホリをするメリット・デメリットを徹底解説します。
その他、「ワーキングホリデーは初めて!」という方向けに、
- 準備にエージェントの助けは必要か
- よくあるワーホリ失敗談
- 準備〜出発までの流れ
- 英語力を伸ばしてからワーホリするおすすめの方法
などについても紹介します。
ワーキングホリデーに行ったことがない方は、ぜひこの記事を読んでから準備を進めてください。
目次
ワーキングホリデーが初めて=エージェントは必要?
そもそも、ワーキングホリデーをするにあたってエージェントは必要なのでしょうか?
理由は、いくつかあります。主なものは以下のとおりです。
- 本来は英語を使い自分でやる複雑なビザ申請を、正確にやってもらえる
- 語学学校や滞在先の手配もしてもらえる
- ワーキングホリデーの不明点や不安を日本語で相談できる
特に、英語に自信がないうちは、慣れない手続きに時間がかかりストレスになります。
近年は無料または安価でサポートしてくれる留学エージェントが多いので、準備関係はお任せしてしまった方がラクです。
浮いた時間は、英語学習などワーホリ前のスキルアップに使いましょう。
ワーキングホリデーへ初めて行く人のよくある失敗談3選
誰だって、貴重な時間とお金を使って行くワーキングホリデーで失敗したくないですよね?
失敗を防ぐ一番の方法は、「よくある失敗の事例を学んでおくこと」です。
そこで、ここではワーキングホリデーへ初めて行く人のよくある失敗談を3つ紹介します。
何の達成感もなく終わる
「何の達成感もなくワーホリが終わってしまった!」というのはメジャーな失敗談の一つです。
この失敗の原因は、以下にあることが多いです。
- 目標なく「なんとなく」ワーホリを始めた
- 目標はあったけれど、無視して遊び呆けてしまった
- 会話の不要な仕事ばかりして人と交流せず、語学力が伸びなかった
失敗を避けるのであれば、目標を定めたうえで現地に行くことをおすすめします。
英語力不足で生活全般に苦しむ
次の失敗談は、英語力不足で生活全般に苦しむというもの。
- ネイティブの話す英語が想像以上に早くて聞き取れない
- 言っていることは分かるけれど何と返して良いか分からない
といった理由で、お店の人や先生、ルームメイトなどとコミュニケーションが取れず、苦労をするケースです。
ワーキングホリデーに行く前に、語学留学などをはさみ、できるだけ英語力を伸ばすのがおすすめです。
「お金が余計にかかりそう...」
と不安な方は、滞在費などが安価な国で語学留学をしてから、自分の行きたい国にワーホリに行けば、費用をおさえられますよ!
【参考記事】:ジョイント留学(ワーホリ前のフィジー語学留学)
英語力が全く伸びずに終了
最後の失敗談は、英語力が全く伸びずに終了してしまった、というもの。
実は、海外で生活すれば自然に英語力が伸びるわけではないのです。
例えば、日系のレストランで働けばそこまで複雑な英語を話す機会はありません。
現地で日本の友達ができる機会もあり、日本語を話して過ごすことも可能です。
ワーキングホリデーができる国|費用とメリット・デメリット
次に、ワーキングホリデーができる国とその費用、メリット・デメリットを紹介します。
ワーホリ希望者に人気が高い、英語圏の国を中心にピックアップしますね。
オーストラリア
オーストラリアでは、申請時に18歳以上〜30歳以下であれば、1年間のワーキングホリデーが可能です。
一定の条件を満たせば、2年目・3年目のワーキングホリデーをすることもできますよ!
オーストラリアでワーキングホリデーをした場合にかかる費用は、おおよそ以下のとおりです。
1カ月 | 3カ月 | 6カ月 | 12カ月 |
---|---|---|---|
22~37万円 | 57〜96万円 | 122〜182万円 | 240〜348万円 |
オーストラリアでのワーキングホリデーのメリットは以下のとおりです。
- 時給が高い
- 気候が温暖な都市が多い
- 条件を満たせば最大3年間滞在できる
一方で、オーストラリアでのワーキングホリデーのデメリットは以下のとおりです。
- 物価が高い(特に家賃や外食費)
- 英語のアクセントや言い回しが独特
- 日本人が多い
カナダ
カナダでは、申請時に18歳以上〜30歳以下であれば、1年間のワーキングホリデーが可能です。
また、「ROワーキングホリデー」という制度もあり、この制度を使えば35歳までワーキングホリデーに申請できますよ(すでにワーキングホリデーに参加した方でも申請可能)。
ただし、枠はかなり少なく、政府が認定する機関(Recognized Organization - RO)を介して申請をする必要があります。
カナダでワーキングホリデーをした場合にかかる費用は、おおよそ以下のとおりです。
1カ月 | 3カ月 | 6カ月 | 12カ月 |
---|---|---|---|
19~29万円 | 49〜76万円 | 92〜142万円 | 180〜267万円 |
カナダでのワーキングホリデーのメリットは以下のとおりです。
- 31歳以上でもチャンスがある
- 美しい自然に触れられる
- 癖のない英語を話す人が多い
一方で、カナダでのワーキングホリデーのデメリットは以下のとおりです。
- 都市によっては寒さが厳しい
- 物価が高い(特に家賃や外食費)
- 日本人が多い
イギリス
イギリスでは、申請時に18歳以上〜30歳以下であれば、2年間のワーキングホリデーが可能です。
滞在期間が2年間というとても珍しい国ですが、ワーホリビザの発行数が少ないため倍率が高く、抽選で行けるかどうかが決まります。
イギリスでワーキングホリデーをした場合にかかる費用は、おおよそ以下のとおりです。
1カ月 | 3カ月 | 6カ月 | 12カ月 |
---|---|---|---|
25~48万円 | 66〜120万円 | 112〜205万円 | 200〜377万円 |
イギリスでのワーキングホリデーのメリットは以下のとおりです。
- ブリティッシュ英語が身に付く
- 歴史ある建造物やアートが身近にある
- 2年間滞在できる
一方で、イギリスでのワーキングホリデーのデメリットは以下のとおりです。
- 天気が良くない都市が多い
- 冬は寒くなる
- 物価が高い(特に家賃や外食費)
ニュージーランド
ニュージーランドでは、申請時に18歳以上〜30歳以下であれば、1年間のワーキングホリデーが可能です。
さらに、一定の条件を満たせば、追加で3ヶ月間の滞在も可能です。
ニュージーランドでワーキングホリデーをした場合にかかる費用は、おおよそ以下のとおりです。
1カ月 | 3カ月 | 6カ月 | 12カ月 |
---|---|---|---|
26~32万円 | 67〜79万円 | 131〜146万円 | 255〜284万円 |
ニュージーランドでのワーキングホリデーのメリットは以下のとおりです。
- 美しい大自然に触れられる
- 時給が高い
- 条件を満たせば1年強滞在できる
一方で、ニュージーランドでのワーキングホリデーのデメリットは以下のとおりです。
- 自然が多く娯楽が少なめ
- 交通手段がやや不便
- 働き口が少ない
初めてのワーキングホリデー・準備から出発までの流れ
ワーキングホリデーの準備から出発までの流れも確認しておきましょう!
以下の6つのステップがあります。
1.国を決める
まずは、行きたい国を決めます。
特にこだわりや予算の制約がなければ、直感で決めてもOKでしょう。
それでも「実際に住んでみたら環境が合わなかった」というケースがあるので、物価、治安、気候など、最低限の基本情報は調べたうえで決定することをおすすめします。
2.ワーキングホリデービザの申請
次に、ワーキングホリデーのビザを申請します。
多くの場合、31歳の誕生日前日までが申請期限になります。
エージェントに頼む場合は、その指示に従い、必要書類を準備しましょう。
自力で申請する場合は、公式の申請サイトに書かれている指示を読み、期限に間に合うように進めてください。
※申請にはパスポートが必要です。取得には最低でも1週間かかるので、早めに準備を進めましょう。有効期限がワーキングホリデー中に切れる場合は、切替申請(=更新)を行ってください。
3.語学学校の手続き【語学学校に行く場合】
語学学校に行く場合は、語学学校への入学手続きも必要です。
エージェントに頼む場合は、ビザ申請と同様に、その指示に従います。
載っていなければ、同じく学校のホームページのお問い合わせフォームなどから、入学申請の方法を問い合わせます。
ホームステイや学生寮など、滞在先もあわせて手配を依頼できる場合があります。
※学校に行かない場合の滞在先手配:自分でホステルやAirbnbなどの民泊、ホームステイを予約し、数週間〜数ヶ月したら現地でシェアハウスを探すというのが一般的です。
4.航空券の購入
航空券の購入は、以下の方法で行うことができます。
- 旅行会社や留学エージェントに手配依頼
- 航空会社の公式サイトから直接購入
- 航空券の価格比較サイトを使って購入
出発直前は値段が高騰するため、予定が決まったらできるだけ早めに購入するのがポイントです。
なお、渡航前は帰国日を定めず、片道の航空券を買う方が多いです。
※滞在国のビザの要件によっては、往復航空券の購入を求められることもあるので、要件をよくご確認ください。
5.海外保険加入
海外保険には必ず加入しましょう。
加えて、保険に加入していないと、医療費が高額になったり、事故などで損害が出ても自己負担しなくてはならず大きなリスクになります。
自分自身や自分の財産を守り、安心して滞在しましょう。
6.公的な手続き
公的な手続きには、以下の手続きがあります。
海外転出届の提出
海外に1年以上滞在する場合、海外転出届を提出します。
(1年未満の海外滞在の場合、提出不要ですが、住民税・国民健康保険・国民年金の支払い義務が発生します。)
住民票がある役所に行き、手続きを行いましょう。
国民健康保険と国民年金支払い義務がなくなりますが、任意で支払うことも可能です。
住民税は、「届けを出す前年の所得」に対しては支払い義務が生じます。
日本の携帯電話の手続き
海外滞在中、使用していた日本の携帯電話をどうするか決めて、手続きします。
オプションとしては、以下があります。
- そのままにする(基本使用料などを払い続ける)
- 利用を休止する(低額の番号維持費用を払う)
- 解約する
郵便物の転送手続き
渡航前にアパートなどに住んでいて、アパート解約後も郵便が届く可能性がある場合、実家などに郵便物の転送手続きをしておくと安心です。
国際免許証の取得
海外で車を運転したい場合に必要です。
発行手続きは、最寄りの運転免許センターや警察署で行うことができます。
ただし、運転免許証の有効期限が1年を切っていると発行ができません。
その場合は、最初に日本の運転免許証の更新から行います。
国際免許証で運転が可能な国は、警視庁のサイトでご確認ください。
※参考:ジュネーブ条約締約国等一覧
歯科検診
海外では、簡単な虫歯治療でも治療費が高額になりやすいです。
また、よくある海外旅行保険では、治療費がカバーされないことも多々......。
歯科治療代をカバーできる保険特約はつけられますが、今度は保険料が高くなるという問題も。
そのため、節約したいのであれば、海外に行く前にクリーニングや虫歯の治療などを終えておきましょう。
ワーキングホリデーが初めてなら英語力を先に伸ばすのがおすすめ【プランを紹介】
最後に、弊社がおすすめする、「英語力をしっかりUPさせてから、ワーキングホリデー制度を最大限活用する」プランをご紹介します。
1.フィジーで格安留学
まずは、フィジーで格安語学留学をします。
例えば、フィジーにある弊社語学学校の授業料は、オーストラリアの語学学校の授業料の半分以下!
2.フィジーで英語の基礎を習得
フィジーの語学学校に通い、英語の基礎を習得しましょう。
弊社の運営するフリーバードは、フィジー政府から学校認可を受けている語学学校。
初心者からビジネスまで、7レベルのクラスがあります。
なお、イングリッシュ・オンリー・ポリシーがあり、授業以外でも英語のみを使用するため、いつでも英語漬け。
短期間で効率的に英語力を伸ばしたい方にピッタリです。
3.英語圏にワーキングホリデー
英語の基礎が身についたら、いよいよ英語圏でワーキングホリデー開始!
語学学校に通う必要がないので、ワーキングホリデー期間中は、フルで仕事や観光を楽しめます!
4.現地で英語力が問われる仕事をする
フィジー留学で身につけた英語力を活かし、現地のローカル企業や飲食店など、英語力が問われる仕事に挑戦してみましょう。
英語力が問われる仕事であれば、ネイティブの多い環境で働くことになる可能性が高く、働いている間も英語力や仕事のスキルが磨かれていきます。
ワーキングホリデー前の語学留学なら「フィジー留学」
ワーキングホリデーは、基本的に1年間の滞在期間。
長いように見えますが、本当にあっという間に過ぎ去っていきます。
後悔しないためにも、「フィジー留学」でコスパ良く&しっかりと英語の勉強をしたうえで、充実したワーキングホリデーをスタートさせましょう。