オーストラリアのワーホリに倍率(抽選)はある?ワーホリ前の留学でおすすめの国は?
ワーキングホリデーで人気のある国のひとつ「オーストラリア」。英語を学べることはもちろん、英語を使って仕事ができる環境も豊富です。
そこで本記事では、オーストラリアのワーホリに倍率(抽選)はあるのか、抽選のない国、ワーホリ前の留学でおすすめの国を紹介します。
目次
オーストラリアのワーホリに倍率(抽選)はある?【結論】
オーストラリアのワーホリは抽選がありません。年間発給枠(定員数)の上限もないので、条件を満たせばビザを発行できる可能性が高いでしょう。
そのため、どれだけワーホリに行きたい気持ちが強くても、抽選で落ちてしまえばその年にワーホリで渡航することができないのです。
一方でオーストラリアのワーホリビザは制限がないので、以下の条件を満たしていれば申請に通る可能性が高いです。
- 申請日・ビザ発給日ともにオーストラリア国外にいること
- ワーキングホリデービザで以前にオーストラリアへ入国したことがない
- ビザ申請日に18歳以上30歳以下であること
- 扶養する子どもが同行しない
- ワーキングホリデープログラム協定締結国(日本)のパスポートを保持している
- 有効な旅券と帰りの切符(または切符を購入するための資金)を所持すること
- 渡航当初の生活費をまかなうため十分な資金を所持すること
※2023年3月時点(引用:ワーキング・ホリデー制度|外務省)
参考記事:オーストラリアでワーホリするなら最低費用はいくら?最低限必要な英語力も解説
参考記事:オーストラリアのワーキングホリデービザ費用と申請方法は?現地での仕事について
オーストラリア以外でワーホリの倍率(抽選)が存在しない国
オーストラリア以外にも、ワーホリの倍率(抽選)が存在しない国があります。
- ニュージーランド
- ドイツ
- デンマーク
- ポルトガル
ニュージーランド
ニュージーランドは、海を挟んでオーストラリアの隣に位置する、海や山などの自然に恵まれた島国です。
「落ち着いた環境で英語を学びたい」「大自然や動物に囲まれて生活したい」という人に人気があります。
<ニュージーランドのワーホリビザ詳細>
ビザの取得方法 | オンライン申請 |
年齢制限 | ビザ申請時に18歳~30歳 |
ビザ取得費用 | 無料 (ニュージーランド国内で申請する場合は245ドル) |
滞在期間 | 基本1年間 条件次第で、3ヵ月の延長が可能 |
ドイツ
ドイツは世界遺産や美術館など、観光地としての魅力が豊富な国です。
フランスやオランダなどの9か国と隣接しているため、「ワーホリ中にヨーロッパを一周する旅をしたい」という夢を叶えることも可能です。
<ドイツのワーホリビザ詳細>
ビザの取得方法 | ドイツの大使館・総領事館にて申請 ※ドイツ入国後に管轄当局で申請も可能 |
年齢制限 | ビザ申請時に18歳~30歳 |
ビザ取得費用 | 無料 |
滞在期間 | 基本1年間 |
デンマーク
デンマークは、北欧諸国のなかで最も南に位置し、国の保障も手厚いことで有名な国です。
北欧らしいカラフルな街並み、おしゃれな雑貨やインテリア、アートが好きな人に人気があります。
<デンマークのワーホリビザ詳細>
ビザの取得方法 | オンライン申請、またはデンマーク大使館 |
年齢制限 | ビザ申請時に18歳~30歳 |
ビザ取得費用 | 無料 |
滞在期間 | 基本1年間 |
ポルトガル
ポルトガルは観光名所が多く、街全体が世界遺産に指定されているところもある国です。
ほかのヨーロッパ諸国と比べると物価はそこまで高くなく、食費や滞在費用が抑えられる国としても人気があります。
<ポルトガルのワーホリビザ詳細>
ビザの取得方法 | ポルトガル大使館で申請 |
年齢制限 | ビザ申請時に18歳~30歳 |
ビザ取得費用 | 無料 |
滞在期間 | 基本1年間 |
オーストラリアでのワーホリ前におすすめ!格安で英語が学べる国
「英語力に不安がある」「少しでも英語に慣れた状態でワーホリに行きたい」という人は、ワーホリ前は短期の語学留学をすることをおすすめします。
ただ、「ワーホリ前に留学して英語を学びたいけど、高い費用を支払うのは厳しい」という人も多いでしょう。
ここでは、格安で留学できるおすすめの国を紹介します。
- フィジー
- フィリピン
- マルタ
フィジー
フィジーは、世界一フレンドリーな国として知られているオセアニアの島国です。
また、フィジーは公用語が英語なので、学校内外のさまざまな場所で英語を使う機会があります。
距離的にもオーストラリアから近いので、ワーホリ前の留学にぴったりです。
フィリピン
フィリピンは、短期集中・合宿スタイルの留学で人気のある国です。
マンツーマンレッスンを採用している学校が多く、丸一日みっちりと授業を受けて英語力を鍛えられます。
フィリピン留学は、短期集中のマンツーマンレッスンで英語力を伸ばしたい人に向いています。
マルタ
地中海に浮かぶ島国のマルタは、地中海性気候で年間を通して過ごしやすい環境であることで人気の国です。
ほかのヨーロッパ諸国と比べると物価が安いため、留学費や生活費を抑えやすいでしょう。
また、トルコやコロンビアなど各国から留学生が集まるため、さまざまなバックグラウンドを持つ人たちと交流できるのも醍醐味です。
参考記事:ワーホリ前に語学学校へ行かないのは危険?語学学校なしだと費用の差は?
「フィジー留学 → オーストラリアワーホリ」がおすすめな理由
「フィジー留学してからオーストラリアでワーホリをする」という流れは、ワーホリをより充実させる上でおすすめのプランです。
ここでは、オーストラリアワーホリ前のフィジー留学をおすすめする理由を紹介します。
- 距離的に近い
- 先進国と発展途上国どちらも体験できる
- 長期で留学しても費用が安い
距離的に近い
オーストラリアと海を挟んで隣に位置するフィジー。
距離的に近いため、「フィジーで留学後にオーストラリアへ行く」という流れがスムーズに実現します。
フィジーで事前に知り合いができれば、現地での仕事探しやステイ先などの情報を共有することができます。
ワーホリ先で知り合いがいることは、非常に大切なポイントです。知り合い経由で仕事や家が紹介されるケースは多々ありますよ。
先進国と発展途上国どちらも体験できる
フィジーは開発途上国のひとつです。
一方で、世界各国から観光客の集まる世界有数のリゾート地としても有名です。
リゾート地の面と発展途上国としての面を経験することができるのは、フィジーならではの魅力でしょう。
フィジー国内でさまざまな文化や生活習慣を体験できますよ。
長期で留学しても費用が安い
フィジー留学は、アメリカやオーストラリアなどの3分の1の費用で留学できます。
物価が安いため、留学中の生活費を圧倒的に安く抑えられるでしょう。
フィジー留学について詳しく知りたい人は「フィジー留学のフリーバード」をご覧ください。
まとめ:オーストラリアのワーホリは倍率(抽選)を気にする必要なし
オーストラリアのワーホリは、年間発給枠(定員数)の上限がないため、倍率(抽選)はありません。
申請条件を満たし、申請が通れば、誰でもビザを発行することができます。
最新の情報を確認し、必要な書類を準備した上で申し込んでみてくださいね。