到着日
Immigration
入国審査では、パスポート、入国カード、フィジーを出国する航空券(Eチケット)の提示が求められます。速やかに入国手続きができるよう、到着前に準備してください。
入国審査官からいくつか質問された場合、簡単な英語で構いませんので、落ち着いて答えてください。
To go to English School.
At FBI dormitory.
イミグレーション通過後、1階の荷物受取場所で荷物を受け取ります。忘れずにすべての荷物を受け取るようにしてください。万が一、荷物が出てこない場合は、空港スタッフに伝えてください。
税関にて、荷物の検査が行われます。税関に申告するものを持っている(課税対象のものなどを持っている)場合は赤いランプ、申告するものがない場合は緑のランプへ進んでください。スーツケースの中身をチェックされることがありますので、その際は、係員の指示に従って鍵を開けてください。
空港ピックアップ
入国手続きと荷物の検査が終わり、到着ロビーに出たら、看板にTaxi Pick-upと書いてあるタクシー乗り場(自動ドアを出て右)には向かわず、そのまま真っすぐBus Pick-upと書かれた方へ進んでください。その先に「BULA BOOK」を持った担当者がいますので、名前を伝えてください。空港内で寄り道をしないようにお願いします。到着の人数やフライト時間によっては、空港内で待機する場合があります。
ここで語学学校担当者か高校担当者か確認したい時は、通学予定の学校(語学留学生=Language School、高校留学生=Secondary School)を伝えてください。
指定便以外のフライト利用の場合(語学学校通学者)
指定便以外のフライトを利用する場合は、ナンディ空港の到着ロビーへ集まるようにしてください。集合時間は、出発1週間−10日前に届く最終日程表に記載しています。
両替
日本円からフィジードルへの両替は、空港からFBIのナマカオフィスに移動してから行います。
オリエンテーション
到着オリエンテーションは到着後すぐ実施し、両替、学校生活、ホームステイ滞在の注意点、留学の心構え、バスの乗り方など、留学生活上すぐに必要な知識や情報を提供します。
タウンガイドでは、スタッフが同行して、学校、銀行、スーパー、病院など、生活に必要な場所を案内します(車窓から)。到着人数、天候などによって、スケジュールは変更になる場合があります。スケジュールは担当者からお知らせします。
語学留学生の空港到着後の流れは以下のいずれかです。
パターン1
空港→サポートオフィス(両替)→学校(到着オリエンテーション)→タウンガイド→滞在先
パターン2
空港→サポートオフィス(両替・到着オリエンテーション)→タウンガイド→滞在先
パスポートは学生VISA申請のため、オリエンテーション時に現地オフィスで預かります。基本的には身分証明書として、パスポートコピーを所持するようにしてください。
11ヵ月以上滞在予定の方は、航空会社の端末上、予約日から330日以上先の予約を入れることができないため、日本出発時は仮の帰国日に設定して発券している場合があります。この場合、フィジーでの学生VISA申請時には正しい帰国日が明記されているEチケットが必要な為、後日に帰国日変更の手続きをし、学校カウンセラーへEチケットを提出してください。万が一変更できない場合は、学校カウンセラーに相談してください。
また、滞在先に到着するまでは、日本の家族に連絡する機会はありません。滞在先に到着後、日本の家族へ無事に到着している事を必ず連絡してください。
高校初登校日
初日のオリエンテーション時は、以下の服装を守ってください。フィジー到着後に着替える時間は設けていませんので、日本出発時から着用してください。 男子学生は、上はタンクトップなど肩の出る服装は禁止で、下は丈が足首までのズボン(ジーンズや短パン、迷彩柄、穴の開いたものは禁止)を履いてください。女子学生は、上はキャミソールなど袖のない服装は禁止です。下は、膝下以上の長いスカートを履くようにしてください。校則違反の対象となる化粧やアクセサリーの着用は控えてください。
両替
担当者の出迎え後、当面の生活費(2万円)を両替してもらいます(現地での制服購入、文房具、食事代などを含む)。レシートをもらい、金額を確認した後は、すぐに財布に保管してください。フィジーのお店や公共のバスなどでは、20フィジードル以上のお札が使えない場合がありますので、10フィジードル以下の細かいお金や小銭を持ち歩いてください。
オリエンテーション/タウンオリエンテーション
生活上の注意や学校のルール、盗難やミスコミュニケーションなどの海外生活のトラブル予防策など、フィジー留学生活を楽しく安全に送るための大事な情報を提供しますので、内容をしっかり聞いてください。タウンオリエンテーションでは郵便局、スーパーなどの場所案内、制服購入を行います(下車又は車窓)。初日はオリエンテーションの後、それぞれの滞在先に向かいます。
ホームスティ
ホームステイ滞在の家庭のルールを確認してください。家庭によってルールは違うということを理解してください。家庭のルールに従い、家族としての行動を心がけてください。家庭によりますが、洗濯を毎日する習慣はありません。到着初日に家庭のルール(食事時間や就寝時間、掃除、洗濯方法など)を確認してください。
ゲストではなく家族の一員として行動してください。ホテルではありませんので、基本的にはホストファミリーは誰も何もしてくれません。自分が食べた後の食器は自分で洗うなど、家族の一員としてなるべくできることをやってください。朝は家族も忙しいので、自分で朝食を準備することもあります。
貴重品
貴重品の管理は、すべて自己責任です。必ずスーツケースに入れて鍵をかけて保管してください。デジルカメラ、携帯、iPodなどは、フィジーではかなり貴重なものですので厳重に管理してください。
積極的なコミュニケーション
ホームステイ先では家族間の会話は母語になることもありますが、遠慮せず英語でどんどん話しかけてみてください。自分の意思は、黙っていては絶対に伝わらないので、まずは伝えようとする努力が必要です。嫌なことは嫌、わからないことはわからない、とはっきり伝えるようにしてください。
帰りが遅くなる時は一報を
帰宅が遅くなる場合、食事がいらない場合、週末外出する場合等は必ず連絡を入れてください。フィジーの家族は心配性なので、英語があまり話せない留学生が帰ってこないと大変心配します。事前に連絡を入れてください。
高校留学生は夜20時~翌朝6時は外出禁止時間となっています。この時間は必ずホームステイにいるようにしてください。ホームステイ以外の場所で外泊を行う場合は、事前に保護者の方から外泊届を出してもらう必要があります。
礼儀
フィジーの文化には日本と同じように年上の人を敬う文化があります。ホストファミリーに対しても、挨拶やお礼はしっかりと伝えるように心がけ、礼儀正しく接してください。
部屋の使用・管理
自分の部屋は清潔に保つようにしてください。 部屋で食事をしたり、濡れた洗濯物を干したりするのは控えてください。虫を寄せる原因になります。
部屋のドア
フィジーでは、ドアを閉めるということは、「入らないで」「声をかけないで」というサインになります。着替えや寝る時以外はドアを空けておくとコミュニケーションを取りやすくなります。自分が部屋の外に出るときは、家の中であっても必ず部屋の鍵はかけてください。
電話機利用
ホームステイ先の固定電話を使う場合は、必ずテレカードを使ってください。ホームステイ先の電話から直接日本へ電話をすると、高額な料金がホームステイ先に請求されてしまいますので、事前にテレカードを使って電話を使用する許可を取るようにしてください。
節水と断水
断水、停電が日本より頻繁に起こります。フィジーでは、光熱費は大変高価です。ホームステイ滞在中は使っていない電気はこまめに消すようにしてください。停電が起きるときもありますので、懐中電灯を持参すると便利です。また、地域によっては1日数時間の「断水」になることや、雨が長く続く場合は水道水が少しにごることがあるため、フィジーの家庭では、断水に備えて日ごろからバケツやペットボトルに水を貯めています。シャワーを浴びる際にもこまめに栓を閉め、普段から節水を心がけてください。
ホームステイの変更
ホームステイの無料変更は原則としてできません。ただし、FBIが条件としている個室、トイレ、シャワーといった設備面が欠けていること、また継続して食事を全く提供されないという場合に限り対応します。また、それ以外の理由で変更を希望する場合には手数料3万円がかかりますが、変更自体は可能ですので学校カウンセラーに依頼してください。
設備を壊した時の弁償
滞在先のものを破損させた場合、賠償義務があります。鍵は失くすと弁償になりますので保管に気をつけてください。また、ホームステイ先から与えられた鍵は、必ず帰国日にファミリーに返却してください。ホームステイ先の設備を破損し、賠償しないといけなくなった場合は、賠償する前に、必ずフリーバードのカウンセラーに相談をしてください。
荷物の保管
長期間(休み中の外出や一時帰国など)ホームステイを空けることがある場合、ホームステイ先に荷物を置いておくことは可能ですが、家族以外の人が出入りする可能性もあるので、無くなったら困るものは置かないようにしてください。
週末のアクティビティー
週末はホストファミリーがどこかへ連れて行ってくれるわけではありません。自由行動となりますので、英語を使える環境に身をおけるように積極的に行動することをお勧めします。
ホームステイのリクエスト
ホームステイのリクエストは基本的に承っていません。ただし、食べ物、動物のアレルギーや持病のある方は相談してください。例えば、猫アレルギーのある方は、猫のいない家庭を手配します。
エアコン
冷房がある家庭はほとんどありません。基本的に扇風機を利用しています。(扇風機を設置していない家庭もあります)6−9月の朝晩は冷えることもありますので、長袖を2−3枚準備してください。
ホストファミリーとの相性
ホストファミリーとの出会いは一期一会ですので、まずは自分で家族とコミュニケーションをとって問題を解決するように努力してください。その上で、どうしても解決できないという場合は、学校カウンセラーに相談してください。
インターネット
ほとんどのホームステイ先ではインターネットは設置されていません。ただし、まれに接続している家庭もありますが、料金等のトラブルが起こることも考えられますので、学校やインターネットカフェでインターネットを使うか、個人でWi-Fiなどを契約するようにしてください。
言語
ホストファミリーへは、学生の前では可能な限り英語を話すよう伝えています。それでも、日本人同士だとつい日本語で話してしまうのと同様に、フィジー語やヒンディー語で会話していることもあります。その際は、「わからないので英語で話してください。(Would you speak in English please?)」などとコミュニケーションを心がけましょう。
学校への行き方
ホストファミリーに確認をしてください。近くのバス停とバスの利用の仕方を教えてくれます。
お手伝い
部屋の掃除、洗濯、自分が食べた後の食器洗いなどは基本的に自分で行います。ホームステイの好意でホームステイがやってくれるところもありますが、それが当たり前だと思わず、常に感謝の気持ちを持って、お手伝いしてください。
洗濯
洗濯のルールは家庭によって違います。自分でしなければならない家庭もあれば、ホストファミリーがしてくれる家庭もありますので、到着初日に「洗濯物はどうしたらよいか」を必ず確認してください。自分で洗濯機を使って洗濯をしたい場合は、必ず「使っても良いか」を事前に確認してください。また、家庭によっては洗濯機がない、あっても使えない場合がありますので、そういう場合は手洗いをしてください。
家庭のルール
ホストファミリーにも日本の家族と同様に、1軒1軒それぞれ違う家庭のルールがあります。到着初日に家族のルールをお互いに確認してください。
Washing clothes(自分の服の洗濯)
Cleaning own room(自分の部屋の掃除)
Water Cut(断水)
□ Often(ときどき)→about a week 週に約~回
□ Almost never ほとんどな
Breakfast(朝食)
#朝は、家族も忙しい時間です。自分で用意することもありますので確認してください。
Dinner(夕食)
Others(その他)
みんなと親しくなろう
《Hints for conversation starters》(役に立つ質問)
「はじめてのホームステイで何から話せば良いかわからない」、「会話が長く続かない」、「もっと話したい」という場合の会話に役立つ質問を紹介します。
Please tell me how to cook it.
《フィジー語プチ講座》
学生寮
学生寮に滞在をする場合、お互いに気持ち良く生活するために、ルールを遵守するようにしてください。
規則1 チェックインとチェックアウト
ドミトリーのチェックインは担当者同行のもとで行われます。チェックイン時に部屋内の破損品を確認し、破損品があった場合は翌営業日までに担当者に連絡をしてください。また、チェックアウト時間は朝10:00までです。チェックアウトの前には部屋の掃除を行い、ベッドのシーツは畳んでベッドの上に置いてください。ドアを施錠した状態でチェックアウトし、鍵を鍵回収ボックスへ返却してください。外出/外泊する際は、ドミトリー内入口に設置されている「外出/外泊リスト」に必要事項を記入し、帰寮時に同リストにサインしてください。外泊する際は、FBI校則「学生の滞在先」に従ってください。ドミトリーのドアの暗証番号に変更がある場合は、1週間前までに寮内掲示板で通知します。
規則2 部屋の鍵
部屋を出る際には、必ず施錠し、鍵は常に携帯してください。インロックした場合は、寮母に申し出てください(寮母の勤務時間内に対応)。寮母の勤務時間外にインロックした場合は、ホテル滞在となり、翌寮母勤務日に寮母に申し出てください。
鍵を無くした場合やドアノブを破損した場合は、修理代として70フィジードルが請求されます。
規則3 禁止行為
以下の迷惑行為があった場合、1回目は書面で警告処分、2回目は退寮処分とします。ただし、重大な迷惑行為であると判断した場合、1回目で退寮処分となることがあります。
①他のドミトリー生に迷惑となる音量での、パソコン、オーディオ機器の視聴、楽器演奏
②学校の備品(机や椅子、ラジカセなど)を校舎から無断で持ち出すこと
③ドミトリーの共有スペース備品(机や椅子、ホットケトルなど)を寮生の部屋に持ち込むこと
④教室(自習室、談話室を含む)のエアコンを無断で使用すること
⑤ドミトリーの建物、設備の改造(部屋のベッドや保管ボックス、壁への釘打ち、落書きなど)
⑥台所以外の場所でFBIスタッフに無断で調理すること
⑦トイレットペーパー以外のものを便器に流すこと
⑧他のドミトリー生、及び近隣居住者の迷惑になる行為
⑨部屋に生ものや密封されていない食物を放置すること(カビや蟻の原因となるため)
⑩部屋に乾いていない洗濯物を干すこと(ダニの原因となるため)
規則4 断水と停電
断水に備え、普段からペットボトルなどに水をためておいてください。また、停電に備え、懐中電灯を用意しておいてください。ロウソクなどの使用は火事の原因となり得るので禁止です。
規則5 禁止事項
以下の迷惑行為があった場合、警告なしで退寮処分とします。
①異性エリアへの立ち入り・異性の受け入れ(ドミトリーの1階を男子エリア、2階を女子エリアとする)
②ドミトリー生以外の人(警備員を含む)をドミトリー内に入れること
③ドミトリー生以外の人(警備員を含む)に入口ドアの暗証番号を教えること
④契約時に指定された以外の部屋、ベッドをスタッフに無断で使用すること
⑤ドミトリー外の学校敷地内での飲酒(ポーチ=1、2階のベランダでの飲酒も禁止)
⑥喫煙スペース以外での喫煙(ドミトリー内では禁煙)
⑦法律に違反するもの(マリファナ、麻薬など)、または爆発性、発火性の危険物の持ち込み
⑧犬、猫、その他の小動物、魚などのペットの飼育
⑨暴力行為及び賭博行為
規則6 貴重品の管理と盗難防止
貴重品管理に十分注意してください。貴重品は自分の鍵付きのスーツケースに保管してください。外部者の侵入による盗難の原因となりますので、共用部分のドアは必ず閉めてください。また、ドミトリー内で発生した紛失、盗難等の被害に関して、FBIは一切責任を負いません。
規則7 掃除義務
ドミトリー全体を清潔に保ってください。共有部分(キッチン・シャワー・トイレ等)を意識的に掃除しましょう。特にドミトリー生自身の部屋は少なくとも週1回は掃除してください。ダニ防止のためマットレスは週1回程度、日干ししてください。冷蔵庫は清潔に保ち、庫内に入れるものには、必ず名前を明記してください。名前の記載がなければ、処分します。雨の日は窓の隙間から雨が入ってこないように部屋の窓は閉め、晴れの日は通気をよくするために窓は開けてください。
規則8 備品の取り扱い
備品が破損した場合、または交換が必要な場合、担当者へ連絡してください。各種備品(電気スイッチ、ベッド、ファン、窓、ドア、保管ボックスなど)を破損させた場合は、修理代が請求されます。
規則9 門限時間
門限は夜0時とします。門限後(0:00−6:00)に帰寮した場合、「門限違反者リスト」に名前を記録されます。ドミトリー生は「門限違反者リスト」に署名をした後、寮内に戻ることができます。
留学期間を通じて合計3回名前を記録されたドミトリー生は、3回目の違反時に退寮処分となります。
また、学校の門、フェンスを乗り越えるなどの行為は、一度で退学処分です。
規則10 その他注意事項
FBIからドミトリー生に対する連絡事項は掲示板にて行われます。毎日、掲示板を確認してください(掲示板はドミトリー生同士の情報交換の場としても利用できます。ただし、担当者が不適切と判断した掲示物は撤去することがあります)。また、ドミトリー内ポーチもEOP適用範囲内となるので、EOP適用時間帯(7:30−16:00)は英語以外の言語は使用禁止とします。そのほかに、担当者または寮母は、必要な場合、ドミトリー内または部屋の中に立ち入ることがあります。